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“少年マンガあるある”ばかりがイイ! 『ブラッククローバー』王道展開5選

マグミクス / 2021年6月16日 15時40分

“少年マンガあるある”ばかりがイイ! 『ブラッククローバー』王道展開5選

■少年マンガ好きなら一度は見覚えのある王道展開

『ブラッククローバー』は「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載中の田畠裕基さんによるファンタジーアクションマンガ。主人公のアスタが、魔道士の頂点“魔法帝”を目指して魔法騎士団の仲間と共に大冒険を繰り広げる物語です。

 2021年3月時点での累計発行部数は1200万部以上。さらに映画化が発表され、大きな盛り上がりを見せている作品です。

 そんな『ブラッククローバー』には、「ジャンプ」作品に多く見られるいわゆるベタな王道展開・設定というものがたびたび登場しています。さまざまな年代の人が読んで楽しめる、“少年マンガあるある”で『ブラッククローバー』作中にも登場する王道展開を5つご紹介します。

●落ちこぼれな主人公と天才のライバル

『ブラッククローバー』の主人公・アスタは、クローバー王国最果ての村ハージ村の教会に捨てられた孤児で、魔力を一切持たない落ちこぼれ。しかし、魔法帝になることを夢見て修行の日々を重ね、ついには魔力を持たないからこそ持てる力“アンチ魔法”を会得することになります。

 そんなアスタのライバルとなるのが、同じハージ村の教会に捨てられた孤児ユノ。ユノは、アスタと真逆のおとなしくて物静かな性格で、下民ながら初代魔法帝と同じ伝説の四つ葉の魔導書に選ばれた天才です。

この主人公とライバルの設定は、『NARUTO』に登場するナルトとサスケによく似ていると言われており、「あいつも頑張っているから負けずに頑張ろう」という「ジャンプっぽい設定」が読みやすくさせるポイントです。

●4大元素をモチーフにしたバトルと精霊

 登場キャラクターたちは魔導書(グリモワール)と言われる本を用いて敵と戦っていくのですが、この魔導には4つの属性が存在します。それが火、風、水、地の4つ。それぞれの属性に応じた魔法に変換され、さまざまな魔法を繰り出していきます。

 また、4大元素を設定として使う作品には絶対というほど登場するのが4大精霊。現在、作中には火の精霊・サラマンダー、風の精霊・シルフ、水の精霊・ウンディーネが登場していますが、地の精霊ものちのちに登場するのではとファンの間では考察されています。

そこに『ブラッククローバー』的要素として主人公と悪魔の関係性や豊富な魔法の種類、そして魅力的なバトルの描かれ方が加わり、“あるある”だけど引き込まれる設定を作り上げていると言えるでしょう。

●主人公のもとに集まってくる仲間たちが問題児ばかり

 主人公が入団している魔法騎士団「黒の暴牛」。武功よりも被害額が上回る、ならず者たちの集まった魔法騎士団という展開も少年マンガの“あるある”です。貴族に生まれたが上手に魔法を扱えず家を追い出された者や酒乱魔女、シスコン、女好きといった個性的な面々が騎士団にはそろいます。

 ただ成功してきたキャラたちとは違い、どこか感情移入できる個性を持ったキャラが集まっていることが共感につながっているのかもしれません。

●強すぎる敵に負け修行展開に

 バトルマンガに欠かせない展開のひとつが、主人公たちの修行シーン。より強大な力を持った敵キャラが現れて、一度敗北を喫し、そこから修行し強くなって再勝負という展開が『ブラッククローバー』でも描かれています。

 修行によって得た力や技は“悪魔同化(ユナイト)”や“ヴァルキリードレス(海神戦乙女の羽衣鎧)”など口に出したくなるものばかり。「ジャンプ」本誌での連載では、新技が披露される際に最後のページで描かれ、次週に引っ張るという構成で描かれていることが多い『ブラッククローバー』。この意図的に描かれている構成も、見たくなるポイントのひとつです。

●ヒロインたちが主人公に恋をする

『ONE PIECE』で言えばルフィにハンコックが、『BLEACH』で言えば一護に織姫が恋するようにバトルマンガにあっても主人公にヒロインが恋をする展開は“あるある”として欠かせない要素のひとつです。

『ブラッククローバー』でも主人公アスタに同じ黒の暴牛のメンバーであるノエル・シルヴァが恋をするシーンが描かれています。そのほかにもノエルの従兄弟であるミモザ・ ヴァーミリオンもアスタに恋心を寄せており、その恋の行方もブラッククローバーで注目する展開のひとつと言えるでしょう。

『ブラッククローバー』には、上記で挙げた設定以外にも、『ドラゴンボール』のように主人公が変身したり、戦いを経て敵キャラが仲間になる展開など、“少年マンガあるある”といえる展開がふんだんに盛り込まれています。少年マンガ好きなら誰もが共感できるような作品に仕上がっていることが『ブラッククローバー』の人気の理由なのかもしれません。

(井上椋太)

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