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評価が高い、俳優・タレント声優4選 モロ=美輪明宏はなぜハマり役?

マグミクス / 2021年7月20日 7時10分

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■「この声じゃなくちゃダメ!」 プロとは違う魅力がそこにあるかが評価の分かれ目

 俳優・タレントがアニメの声優として起用されることは今や当たり前の時代ですが、一時期は宮崎駿監督がメインキャストに本業の声優を起用しないことに批判的な声が上がるなど、反発もありました。とはいえ、そうした反発の声とは裏腹に “どハマり”した芸能人もたくさんいらっしゃいます。そこで本稿では「声優」としての評価の高い俳優・タレントを大御所から若手まで厳選してご紹介。どれも「この人しかいない!」と思わせてくれる方々ばかりです。

●神木隆之介:『金曜ロードショー』では異例の打席数! 巨匠たちに愛される

 8歳にして『千と千尋の神隠し』の坊役に抜擢されて以降、『ハウルの動く城』のマルクル役、『サマーウォーズ』の小磯健二役、『君の名は。』では主人公・立花瀧役を演じて「第11回声優アワード」の主演男優賞を受賞。今や日本アニメ界になくてはならない存在となった神木隆之介さん。甲高い少年期から声変わりを経てもその活躍は止まらず、出演作が『金曜ロードショー』で放送されるたび日本中を突沸させ『サマーウォーズ』では「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!!」と同じタイミングで呟くことが、もはや新しい風物詩となりつつあるようです。

●所ジョージ:抑揚を欠いた脱力演技…なのにこの存在感!

 出演作が決して多いわけではないのに、圧倒的な支持を獲得しているのが所ジョージさんです。『トイ・ストーリー』シリーズのバズ・ライトイヤー役、『アルフ』のアルフ役、『崖の上のポニョ』のフジモト役など、抑揚を欠いたとぼけた演技が軒並みどハマり。ひと癖あるキャラクターでも、所さんの声で一気に親近感が湧いてくるのです。プロ声優とはまた違う代替不可能性がそこにはあります。そしてこの点こそ「芸能人声優」が起用される重要なファクターなのかもしれません。

●伊藤沙莉:今まさにオファー殺到中? ハスキーな骨太演技が光る

 ここ最近、声優としての演技が話題になった方といえば女優の伊藤沙莉さんでしょう。もともとハスキーな声質には注目が集まっていた彼女ですが、アニメ『映像研には手を出すな!』の主人公・浅草みどり役でその魅力は大爆発。凄まじい情報量のセリフを早口でよどみなくまくし立てる演技は『映像研』人気に大きな貢献を果たしました。今やTVドラマや映画に引っ張りだこの伊藤さんではありますが「声優」としての活躍にも期待です。

●美輪明宏:「黙れ小僧!」の衝撃  “もののけ”を演じ切ってしまった

『もののけ姫』にてサン(演:石田ゆり子)の育て親である犬神・モロの役演じた美輪明宏さん。芸能人声優といえばこの方を想像する人も多いでしょう。アフレコにおいて宮崎駿監督が息を飲み笑う場面が映像として残っていますが、ただただ圧巻の領域。「黙れ小僧!」以降のセリフに象徴される、どこか二次元的の作画と不調和にも思える独特の震えた声は、むしろ“もののけ”のニュアンスを見事に抽出した特級品。ジブリ作品のなかでも随一のキャスティングではないでしょうか。

* * *

 作画から飛び出してくるような強烈な個性が必要な時に所ジョージさん、美輪明宏さんなど別分野で頂点を極めた方がキャスティングされることは多いようで『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』でも市村正親さんがミュウツー役に抜擢され、今なお語り継がれる名演となりました。他にも『モンスターズ・インク』でマイク役を演じた爆笑問題・田中裕二さん、『タッチ』の松平役、『こち亀』の寺井役など気の優しいキャラの演技に定評のある林家正蔵さん、そして30年以上にわたりアンパンマンを演じ続けている戸田恵子さん……どれも「この声じゃなくちゃいけない!」人たちばかりです。時として物議をかもすプロの声優以外のキャスティングですが、巧拙を超越した魅力を放つこともまた往々にしてあるのです。

(片野)

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