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「ジャンプ」人気作の“使い捨てキャラ”たち 本当に必要だったのか?

マグミクス / 2021年9月2日 11時50分

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■作中でも最強設定で出てきたのにすぐに退場…

 マンガにおいて新しく登場する新キャラは物語の展開や面白さを増幅させてくれる重要な要素のひとつ。どの作品でも新たなキャラが登場する話は読者をワクワクさせてくれますよね。しかし、そんな新キャラとして登場したキャラのなかには、読者としてはもう少し活躍を見ていたかったと思うような人物も大勢存在します。

 この記事では、「週刊少年ジャンプ」に連載された『HUNTER×HUNTER』『BLEACH』『トリコ』から、魅力的な新キャラとして登場したがすぐに退場してしまった、いわゆる“使い捨てキャラ”は本当に必要だったのかを検証していきます。

※この記事で紹介する3作品について、アニメ化されていないストーリーに関する記述があります。

●『HUNTER×HUNTER』カイト

 カイトは『HUNTER×HUNTER』(著:冨樫義博)に登場する主人公・ゴンがハンターを目指すきっかけともなった人物で、ゴンの父・ジンの弟子でもあるという読者なら誰もが登場した瞬間引き込まれたキャラです。キメラアント編では「気狂いピエロ(クレイジースロット)」という念能力を使い敵と戦っていきますが、王直属護衛軍の1匹であるピトーとの戦闘で命を落としてしまいます。後に自身の念能力と思われる力で女の子に転生して再登場するのですが、今後描かれる暗黒大陸編では登場しないと考えられるため、実質的には退場した結果となりました。

 1巻から登場し十数年越しに再登場したにも関わらず、すぐにやられてしまう描写にネットでは「もっと活躍を見たかった」「念能力が全部明かされていないのに」……といった残念がる声もあがっています。しかし、改めてストーリーをみると、ゴンが強すぎる敵に対抗するための力を手に入れた重要な存在となっているため物語には間違いなく必要だったと言えるでしょう。

●『BLEACH』零番隊

 続いては『BLEACH』(著:久保帯人)から最終章「千年血戦篇」に登場した王族特務・零番隊です。零番隊は戸魂界の王である霊王を守るために存在し「尸魂界の歴史そのものである」と霊王に認められた人のみ入隊できます。メンバーは5名のみですが、総力は十三隊全軍以上と持ち上げるだけ持ち上げられその能力の一端は描かれたものの、滅却師との戦いのなかであっさりやられる結果となってしまいました。『BLEACH』の小説版にて兵主部一兵衛の能力によって生き返ったことが分かっていますが、意味深に発したセリフが回収されていないなど、読者の間では疑問の声も上がっているほどです。

 使い捨て疑惑が上がっている零番隊も前述したカイト同様、主人公・一護の修行に欠かせない存在です。敵との戦闘自体では結果を出せなかったものの、零番隊は一護たちをさまざまな形で支える役割を果たしたといえるでしょう。

●『トリコ』十貝五人衆

『トリコ』(著:島袋光年)からグルメ界エリア6の文明「ブルーグリル」で登場した凄腕料理人・十貝五人衆です。グルメ界においても最高峰に立つ料理人たちで“ワープキッチン”と呼ばれる能力で調理を行うなど魅力的な設定満載に描かれました。しかし、人間界の料理人たちと料理勝負するという展開では勝負自体もところどころカットされしまい、活躍の場所はほぼ描かれることはありませんでした。

 グルメ界編で描かれた設定が複雑だっただけに、分かりやすく見せるために十貝五人衆は必要な存在だったと言えるでしょう。

 これまでご紹介したキャラたちはすぐにストーリーからは退場してしまいましたが、いずれも作中の設定には欠かせない存在です。作品内に登場するキャラクターは作者が命を込めて生み出したものばかり。使い捨てにされたとしても必要のないキャラは誰ひとりとしていないのでしょう。

(井上椋太)

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