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『東京卍リベンジャーズ』女の子3人の名シーン 戦う男たちを支える存在

マグミクス / 2021年9月4日 18時10分

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■ヒナ・エマ・柚葉のかわいさ・強さは無敵!

 TVアニメ、実写映画も大人気のマンガ『東京卍リベンジャーズ』。カテゴリとしてはヤンキーマンガだけあって男性キャラの活躍が目立ちますが、女性キャラの強さやかわいさも注目したい点です。女性キャラのなかから、ヒナ、エマ、柚葉の名シーンをご紹介します。

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●ヒナはタケミチにはもったいない彼女?

 主人公・タケミチがタイムリープし、未来を変えようと奮闘する原動力がヒナこと橘日向(たちばな・ひなた)の存在です。12年前、中学生時代のタケミチの彼女で、橘直人(たちばな・なおと)の姉。彼女の死をきっかけに物語は動き出します。

 ヒナは、芯が強くてかわいくて、さらに頭もいいという完璧な彼女。その上タケミチが大好きで、「もったいなさすぎる!」というファンからの声もあるほどです。弟のナオトも「なぜ姉がタケミチを好きになったか分からない」と発言しています。

 また、ヒナの父親は警察官です。娘を思って、不良のタケミチに娘と付き合わないでくれと頼むエピソードがあります。タケミチは納得して、ヒナに別れを告げます。

 タケミチの様子から、ヒナは父親の行動を察しました。父親はヒナにこう言います。

「すまないヒナタ でもお父さんの気持ちもわかってくれ せめて不良じゃない子を好きになってほしい オマエには幸せになってほしいんだ」

 父親の言葉に、ヒナは言い返します。

「お父さんはお母さんの何が好きになったの? 世間体? 違うでしょ? ヒナはタケミチ君の中身が好きなの! タケミチ君は不良だし頼りなく見えるけどホントはすごい優しくてあったかくて ヒナがどんな辛い時だって絶対助けてくれる人なの!」

 たとえ不良ではない彼氏であっても、これだけ言い切ってくれる彼女はいないでしょう。ヒナの心根のきれいさが分かるともに、タケミチがうらやましくなるシーンです。

●エマってキーパーソン? でも見た目は普通の女の子

 佐野エマ(さの・えま)は、マイキーこと佐野万次郎(さの・まんじろう)とは母親が違う妹です。そんなエマは、ドラケンこと龍宮寺堅(りゅうぐうじ・けん)が大好き。しかし硬派のドラケンは振り向いてくれないため、嫉妬して欲しくてタケミチに下着姿で迫ったほど情熱的です。

 この一件がヒナに暴露されてしまい、タケミチはヒドい目に合いますが、その後ヒナとエマは友人同士になります。エマは幼少時代、見た目と名前が外国人風のため、ほかの子供たちに対して引け目を感じていました。ですが兄の万次郎が「マイキー」という英語風の名前を名乗ったことをきっかけに、自分の内心を話します。

「ママはウチの事 嫌いだから…だから捨てたってわかってるんだ でも言ったんだよ? 用事が終わったら迎えに来るって言ったんだ」

 そう言ってエマは大粒の涙を流しました。エマの姿を見たマイキーは決意します。

「今日から俺”マイキー”になる 兄貴の俺がマイキーだったら一緒だから変じゃねぇだろ?」

 このあと、エマは自然に笑うようになりました。寂しいと思うこともなくなり、やがてマイキーの良き理解者にもなります。暴走族・天竺(てんじく)と戦う前日に、エマはタケミチにマイキーについて話しました。

「マイキーは人前で強い所しか見せない」

 タケミチはドラケンが助かった時、病院の隅でひとりだけで泣いていたマイキーを知っています。そんなタケミチにエマは続けます。

「兄貴が死んだ時も 場地が死んだ時も どんな時でも弱い顔は見せないのがマイキー 誰にも」
「でもホントのホントは 今でも使い古したタオルケット握りしめてないと寝れない弱い男の子 君やウチと一緒」

 ドラケンでさえ、マイキーがまだ15歳の少年であると忘れていたことがあります。エマだけは、マイキーの弱さをずっと見つめていました。

「だからどっかで張りつめた糸が切れちゃった時 その時はウチが絶対マイキーを助けてあげるんだ! マイキーがそうしてくれたみたいにね!」

 どんなに強いマイキーでも、ひとりの人間として助ける時は助けたいと思う……それがエマの強さでありかっこよさであり、そして作中最大のキーポイントになっていきます。

●柚葉は世界一かっこいい姉ちゃん!

 柴柚葉(しば・ゆずは)は、「黒龍(ブラックドラゴン)」総長である柴大寿(しば・たいじゅ)の妹で、東京卍會の弐番隊副隊長・八戒(はっかい)の姉です。柴家は母親が早く亡くなり、父親があまり家族の面倒を見なかったため、長男の大寿が暴力を振るういびつな家庭でした。柚葉も八戒も大寿に殴られて育ちました。

 柚葉は母が亡くなった後、自分が家族を守ると決意。大寿に殴られる八戒に誓いました。

「ゴメンね八戒…ゴメンね アタシが絶対守るから!!! 絶対絶対守るから!!! アタシがママの代わりになるから!!!」

 柚葉は弟を守るため、自分だけを殴るよう大寿に提案しました。そのため、八戒は顔を殴られず、柚葉が代わりに暴力を受けていたのです。しかし、大寿のふるまいに耐えかねた柚葉は、ナイフで刺そうとしました。その場に居合わせた三ツ谷たちに止められましたが、大寿は柚葉がずっと八戒の代わりに殴られていたと暴露します。しかし、仲間たちは八戒を見捨てず、彼を守って大寿と戦います。そんな仲間たちの姿に励まされ、八戒も初めて兄に立ち向かいました。

「家族(柚葉)は絶ッ対ェ オレが守る!!」

 八戒のその言葉を聞いた柚葉は涙ぐみます。そして、母に抱きしめられたように感じるのです。ずっとひとりで八戒を守ってきた柚葉が報われた瞬間でした。

* * *

『東京卍リベンジャーズ』の女性たち、ヒナ、エマ、柚葉。メンタルの強さは男性にもひけをとりません。タケミチやマイキーら、拳や蹴りで戦う東京卍會のメンバーたちを、彼女たちは心で支えています。

(マグミクス編集部)

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