【漫画】卒業の日、先生が生徒に最後の話をするはずが…4コマのシュールなオチが怖っ！

■プリントが1枚足りない時の先生の対応は…「怖すぎ」「闇を感じる」

　卒業の日、先生が教室で「みんな、卒業おめでとう」と語りかけます。「君たちにはよく“プリントが1枚足りません“と言われてましたね」そんな時先生は……。

　ニョペ茄子（@nyopenasu）の4コマギャグマンガ『卒業』がTwitterで公開されました。ニョペ茄子さんは魚とうさぎのキャラクターを中心としたギャグマンガ「魚の4コマ」を日々投稿中。意外なオチの今回のマンガには、読者から「怖すぎ」「闇を感じる」「かわいい雰囲気のホラー」「笑った」などの声があがりました。

「魚の4コマ」のグッズやLINEスタンプを販売中の作者・ニョペ茄子さんにお話を聞きました。

ーーニョペ茄子さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

　魚のキャラクター自体は小学生の時から考えていました。4コママンガを描き始めたきっかけはニャロメロン先生の4コママンガで、自分もこんなシュールな4コマを描きたいと思って4コママンガを描き始めました。うさぎなどのキャラクターはその時追加しました。

　初めは高校の同級生に見せるだけでしたが、ある日Twitterで開催されている4コママンガの会である「1h4d」を知り、参加してみると意外と褒められたので自信を持ち、Twitterなど公の場で公開を始めました。

　一時期はゲーム『ペルソナ5』にハマりすぎて（というよりは自分の魂が『ペルソナ5』の世界に行ってしまい）、3年間ぐらい4コママンガを引退していましたが、大学3年生の頃、就職するのも嫌だし、マンガを描くのを頑張ろうと思い再開しました。

　実際に伸び始めたのは再開してからで、『アド街を見た』や単行本『魚の4コマ』の表紙にもなっている『ナイフを舐めちゃう敵』などがバズり、今に至ります。応援してくれた読者の方々のおかげなので、感謝してもしきれません。

ーー『卒業』のお話はどのように思いついたのでしょうか？

　自分は4コママンガは考えるというより、ふと思いついたものを描くことが多いです。今回の『卒業』で言えば、学生の頃「プリントが1枚足りない」って場面がよくあったなと思い出し、じゃあ逆に生徒を減らしたらどうだろうと考え、この4コママンガを思いつきました。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「面白い」という意見より「怖い」という意見が多かったです。「じゃあ逆に多かったら増やしてたのかな」というコメントが印象に残りました。

単行本『魚の4コマ』が発売中（KADOKAWA）

ーー単行本『魚の4コマ』が発売中です。収録内容や見どころなどをご紹介いただけますか？

　既存の4コママンガ171本、描き下ろし40本を収録しています。描き下ろしももちろん魅力的ですが、ちゃんと会社に許可をもらったゲームネタがたくさん載っているのが一番の魅力です。

　自分がやったことのあるゲームの感動を伝えたくて4コママンガを描いていることが多いので、そのゲームをやったことがある人に見てもらえるのは非常にうれしいです。特に“あの”ゲームのネタの4コママンガはある箇所に集中してたくさん載っているので、ぜひ見てほしいです。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか？

　これからももちろん面白い4コママンガを描いていきたいと思っています。できればやはり単行本2巻も出したいです！！！！

（マグミクス編集部）