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「サイコパス系」アニメキャラ3選 無邪気さ、悪気のなさが怖すぎる!

マグミクス / 2021年11月15日 17時10分

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■ふと見せる笑みの恐ろしさ…頭の中はどうなってるの!?

 悪役ではなくても、むしろ悪役より怖さを覚える「サイコパスキャラ」。悪気なく人を殺したり、公序良俗に反する関係を持ったり……。その歪みないサイコパスっぷりは、ある意味すがすがしい反面、怒りを覚えるほど酷いことも。この記事では、悪気のなさが怖い「サイコパス系キャラ」を3作品からご紹介します。SNSでも「笑い声が頭から離れない」「かわいいのに怖い」と評判です。

●『魔法少女まどか☆マギカ』キュゥべえ

『魔法少女まどか☆マギカ』は、新房昭之さん、虚淵玄さん、蒼樹うめさん、アニメ制作シャフトの4者からなる「Magica Quartet」が手がけたオリジナルアニメです。魔法少女をモチーフにしたダークファンタジーである本作品は、かわいらしい作画に似合わない残酷な展開で、放送当時大変な話題となりました。キュゥべえ(CV:加藤英美里)は「魔法の使者」を自称する、小動物のようなキャラクターです。しかしその正体は知的地球外生命体で、宇宙を存続させるために少女たちにむごい契約を迫ります。

【本作のあらすじ】
 中学二年生の鹿目まどか(かなめ・まどか/CV:悠木碧)は、ある日ひとりの少女が強大な敵に立ち向かう夢を見ます。そばにいるキュゥべえに「君なら運命を変えられる」「だから僕と契約して、魔法少女になってよ」とささやかれたところで、目を覚ますまどか。変わった夢ではあったものの、いつもと変わらぬ1日が始まりました。しかしその日にやってきた転校生は、夢に見た美少女・暁美ほむら(あけみ・ほむら/CV:斎藤千和)でした。なぜかまどかを知っている風なほむらは、「あなたは自分の人生が尊いと思う?」と問いかけてきてーー?

 キュゥべえは「願い事をひとつだけ叶える」という条件で少女たちと契約し、彼女たちを「魔法少女」にします。ほむらはもちろん、まどかやクラスメイトの美樹さやか(みき・さやか/CV:喜多村英梨)など、どんどん魔法少女を増やすキュゥべえ。しかしその真の目的は襲い来る魔女を倒すことではなく、「(魔法少女を魔女にして)少女たちの感情エネルギーを回収し、宇宙を存続させること」でした。キュゥべえの怖いところは、契約時に「聞かれなかったから」と真の目的を言わないところや、それをちっとも悪く思っていないところでしょう。

 魔法少女といつも一緒の小動物キャラにもかかわらず、ネット上でも「手口が悪徳業者」「死んで詫びろ」とそのサイコパスぶりが非難されています。この作品は、「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで見ることができます。

●『School Days』伊藤誠

『School Days』DVD01(エイベックス・ピクチャーズ)

『School Days(スクールデイズ)』は同名ゲーム(開発・販売:有限会社スタック)を原作としたアニメで、主人公とメインヒロインふたりの三角関係をメインとした物語です。性的な描写が多く、終盤に衝撃的な展開があることから、放送時に話題となりました。主人公の伊藤誠(いとう・まこと/CV:平川大輔)は、メインヒロインたちだけでなく多くの女生徒と関係を持ち、人間関係を崩壊させていきます。

【本作のあらすじ】
 高校1年生の誠は、毎日同じ電車に乗っている同級生・桂言葉(かつら・ことのは/CV:岡嶋妙)のことが気になっていました。「好きな人の写真を待ち受けにして、3週間ばれなかったら恋が成就する」というおまじないを実行してみた誠。しかし、おまじないは隣の席のクラスメイト・西園寺世界(さいおんじ・せかい/CV:河原木志穂)にすぐばれてしまいます。世界は「手伝ってあげる」と、言葉を誠に紹介。誠から告白し、無事付き合うことになったふたりですが、誠の日常はそれから大きく変わり始めてーー?

 物語序盤で彼女ができる誠ですが、全くと言っていいほど彼女である言葉を大事にしません。言葉をはっきり振らないまま目の前で世界といちゃいちゃしたり、かといって世界とすぐ付き合うわけでもなかったり……。さらに驚くべきペースで他のクラスメイトにも手を出していきます。しまいには、世界から生理が来ないことを告げられ「なんで子供なんか作ったんだよ!」と責め立てる始末。悪気はもちろん責任感もゼロな誠の行動に、当時「誠○ね」という感想コメントがテンプレ化しました。誠の怖さは、ここまでの修羅場を高校生という若さで呼び寄せている点でしょう。あまりのサイコパスっぷりに、主人公でありながら多数の視聴者に嫌われ、壮絶な最終話を迎えるキャラクターです。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●『DEATH NOTE』夜神月

『DEATH NOTE(デスノート)』は、大場つぐみ先生・小畑健先生の同名マンガを原作としたアニメで、アメリカやカナダでも放送された人気作品です。原作マンガは累計発行部数2100万部を突破。「名前を書かれた人間は死ぬ」という不思議な力を持つ「デスノート」をめぐり、さまざまな人間の思惑が交錯する物語です。デスノートを拾った主人公である夜神月(やがみ・らいと/CV:宮野真守)は、「新世界の神になる」と、その力で犯罪者たちを裁きだします。

【本作のあらすじ】
 警察庁刑事局長の夜神総一郎(CV:内田直哉)を父に持つ月は、「超難関の東応大学に現役合格間違いなし」とうわさされる、秀才高校生。ある日学校でノートを拾った月は、それが死神・リューク(CV:中村獅童)の落とした「デスノート」だと知ります。自分の「正義」を貫くために、デスノートの力を犯罪者の殺害に使っていく月。しかしその行いは「Killer=キラ」として有名になり、月は警察を動かせるほどの力を持つ名探偵L(CV:山口勝平)に追われることに。

 表向きは頭が良くて優しく、紳士な優等生を演じている月。しかしデスノートを拾い「キラ」になってからは、「新世界の神になる」と次々に犯罪者を殺していきます。Lを出し抜き自分が「神」になるためなら、家族をも見殺しにしようとする月。とある捜査官を脅迫してデスノートに名前を書かせたり、証拠隠滅のために仲間を自殺させたりと、その徹底ぶりは常軌を逸しています。どこか他人を見下している月は、「腐っている奴は死んだ方がいい」「駄目だこいつ……早くなんとかしないと……」と、自分の行いを正義と信じて疑いません。そんな月の本質は、特に最終回で明らかに。月の内面をえぐりだして見せるかのような、宮野さんの演技にも注目です。「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで見ることができます。

* * *

 その笑顔ですらゾッとしてしまう「サイコパス」キャラ。悪気がない分、改善の余地もないのが恐ろしいところです。3人の行く末がそれぞれどうなるのかも、ぜひ本編で見届けてみてください。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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