やっと寝ついた赤ちゃんが起こされた！ 小学生の子守り体験「私も泣きたくなる」

■作者が子供ながらに「世のおかんの敵やろ」と感じた爆音

　お母さんが友達と外出する間、赤ちゃんの子守りを引き受けた小学生の頃のワニシックスさん（@WaniWanisix）。なかなか泣き止まない赤ちゃんに苦労します。しばらく経ち、ようやく赤ちゃんが寝てくれたところへ、ある大きな音が外から聞こえてきて……。

　当時を思い出して描かれたこの体験談に、読者からも「分かりみがすごい」などの共感の声が寄せられました。また、「ワニシックスさんの描く赤ちゃんはかわいくて好き」といった感想も寄せられています。

　作者のワニシックスさんに、お話を聞きました。

ーーワニシックスさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

　2016年頃に仕事を辞めた時に、私が絵を描くのが好きなのを知っている友人から「絵を載せるブログとかやってみたら？」と言われ、絵日記ブログを始めたのがきっかけです。

ーー作中のエピソードの場面や心情は今でもはっきりと覚えていますか？　赤ちゃんが泣き出したときには、どのような気持ちだったのでしょう。

　はい、今でも覚えています。なだめてもすかしても泣き止まないのに、やっと寝てくれて「私もゆっくりお絵描きしちゃお～！」とか思ってた矢先にあのエンジン音。ビックリしたと同時にヒヤリとしました。「でも、泣き声聞こえないな？」と思ってそろりと覗き込んだらめちゃくちゃ起きてて、ワンテンポ遅れて爆音で泣き出した時に私も泣きたくなりました。

赤ちゃんが寝てくれて、ひと安心のはずだったが（ワニシックスさん提供）

ーー小学生の頃の感情とは別に、あらためてこのエピソードを振り返って、今だから思うことなどは何かありますか？

　この時とは違い、大人になって、周りの友人たちも子供を持ちました。こういった同じような体験を、皆がもれなくしています。小学生の時に感じたものよりも、もっとリアルに身近な深刻な問題として「何とかならないものか……」と思うようになりました。

ーー作品に対する読者からの反応で、特に印象に残った声があれば教えて下さい。

　読者さんからも共感の声をたくさんいただきましたが、私のマンガを読んでる数人のリアル友人から「これなー！！！」とマッハで連絡が来たのが特に印象的でした。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか？

　今は続きもののお話を描いてますので、今後はもう少しペースを上げて公開していきたいなぁと思ってます。

（マグミクス編集部）