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ロボットのデザインにも注目の近年のアニメ3選! リアルな工業デザインのものまで?

マグミクス / 2022年5月29日 17時10分

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■身近なものをモチーフにしたロボット!

 主人公をはじめとする登場キャラクターがロボットを操り、強敵を倒していくロボットアニメ。ロボットの能力を活かした大迫力の戦闘シーンは魅力のひとつですが、他にもロボットのデザインがかっこいいかどうかも重要なポイントです。

「ガンダム」シリーズや「エヴァンゲリオン」シリーズら歴代の名作のデザインが秀逸なのは周知の事実ですが、今回はそれ以外でロボットのデザインが楽しめる2010年以降のアニメを紹介します。

●実在する新幹線がモチーフのデザイン!『新幹線変形ロボ シンカリオン』

 新幹線から巨大ロボットに変形するおもちゃをもとにしたアニメ、『新幹線変形ロボ シンカリオン』シリーズには、その名の通り新幹線をモチーフにしたロボットが数多く登場します。

 シンカリオンは、謎の巨大怪物体から日本の平和と安全を守るため、新幹線超進化研究所によって日本の夢と技術が詰まった新幹線をベースに開発されたという設定です。いずれもJR東日本監修のもと、はやぶさやのぞみ、ドクターイエローなど実在する車両が変形して戦闘を繰り広げます。

 また、エヴァンゲリオンやハローキティのラッピングが施された新幹線が登場したりと、作品の枠を超えたコラボレーション回も大きな話題を呼びました。私たちにとって身近な存在の新幹線をモチーフとしたシンカリオンのデザインは、唯一無二ともいえるでしょう。

●心優しいケアロボットのモチーフは日本のとあるアイテム? 『ベイマックス』

 2014年に公開されたディズニー映画『ベイマックス』に登場するケアロボット、ベイマックスは空気が充填された柔らかい体が特徴的です。

 ベイマックスのコンセプトデザインを手掛けたのは、『ガンダム Gのレコンギスタ』や『シン・エヴァンゲリオン劇場版』をはじめとするアニメに携わっているデザイナー、コヤマシゲトさん。コンセプトデザインを作り上げる上で、ドン・ホール監督から伝えられたイメージは「鈴」だったと話しています。

『ベイマックス』の舞台が東京とサンフランシスコを混ぜ合わせた未来の架空の都市「サンフランソウキョウ」であることから、ドン・ホール監督とスタッフはリサーチのため日本を訪れていました。そこで見た神社の鈴から、ベイマックスのデザインは生まれたのです。シンプルながらかわいらしいベイマックスのデザインは、日本ならではのアイテムがモチーフだったのですね。

●現代日本のリアルな視点をもとにデザインされた『境界戦機』

 2021年10月から放送されていたアニメ『境界戦機』で主人公・椎葉アモウが搭乗する「人型特殊機動兵器AMAIM(アメイン)」は、工業デザイナー・奥山清行さんによってデザインされています。『境界戦機』は現代日本と地続きの西暦2061年が舞台となっており、リアリティが求められる世界観です。そんな背景から、メカニックにも工業デザインの観点を取り入れたデザインが重要視されており、これまでのロボットデザインにはなかったリアリティがうかがえます。

 実際に主人公アモウが組み上げたAMAIM「ケンブ」を見ると、基本姿勢でも膝が少し曲がっている、脚が太くなっているといった点に気づくかもしれません。現代日本の技術を下敷きにデザインされたことを踏まえて作品を観ると、さらに興味深いですね。

(田中泉)

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