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『ビルディバイド』TCGの注目コラボ『鬼滅の刃』カード 劇中の行動や性格も反映?

マグミクス / 2022年6月9日 19時30分

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■『ビルディバイド』TCGで生まれ変わった『鬼滅の刃』

『ビルディバイド』TCG(トレーディングカードゲーム)の「タイアップスターティングデッキ 鬼滅の刃」、『鬼滅の刃』が、2022年5月13日から発売中です。『鬼滅の刃』は大好きだけれど、TCGは初めて……といった方にもわかりやすく解説したいと思います。

『ビルディバイド』は対戦型のTCGで、プレイヤーが交互にカードを場に出して、相手にダメージを与えてライフをゼロにした方が勝ち……というゲームです。現在、TVアニメの『ビルディバイド』も放送されているので、そちらを見ることで大まかなゲームの流れはつかめるかもしれません(毎週土曜日24:30より、TOKYO MXほか各放送局で放送中)。

 この『ビルディバイド』には他のアニメ作品も参戦することがあり、以前にタイアップブースター『魔法少女まどか☆マギカシリーズ』が加わったことがありました。今後もタイアップブースターとして劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』の参戦も発表されていて、他のアニメ作品とのコラボが楽しめる仕様となっています。

 ちなみに「スターティングデッキ」と「ブースター」の違いは、購入してすぐ遊べる仕様が「スターティングデッキ」。いろいろなカードがバラバラにパックに封入されているのが「ブースター」です。つまり「スターティングデッキ」は初心者の入門用ということになるでしょうか。逆に「ブースター」は中級者以上がデッキを強化するためのもの。そう考えるとわかりやすいかもしれません。

 しかし、『鬼滅の刃』のスターティングデッキは通常のものと違い、ふたつのパターンで遊べるように、カードがデッキに加えられる枚数よりも多く封入されています。もちろん、このふたつのパターンになるよう説明書にはレシピが記載されているので大丈夫。その通りにデッキを組むのもよし、あえて自分の組みたいようなデッキにすることも可能です。

 そういった自由度の高さこそがTCGの魅力のひとつ。初心者にも遊びやすいスターティングデッキにそういった自由度を兼ね備えた、「タイアップスターティングデッキ 鬼滅の刃」は、かなりのお得感がありながらも意欲的なものと言えるでしょう。

 ちなみに、ふたつのパターンが組めるというのも、『ビルディバイド』には色分けされた属性というものがあるからです。『鬼滅の刃』では青と赤の2色がありました。青はドロー力を生かしてカードを多く引いて手札を充実させるタイプのデッキ。赤はブーストして強力なカードを早く場に出すタイプのデッキです。

 それでは、封入されているカードを順番に見ていきましょう。

■キャラクターの性格も再現、自分だけのドリームチームも作れる

竈門禰豆子のカードと竈門炭治郎のカード(赤)。禰豆子のカードは兄思いの性格を反映した能力をもつ

 まず青から紹介しましょう。最初から盤面に置くことになるテリトリーカードは「竈門炭治郎/水の呼吸」。『ビルディバイド』では、このテリトリーはゲーム途中で入れ替えることができないので、ゲームで遊ぶ前に最初にする選択と言えるかもしれません。

 このテリトリーを開放するのがエースカードと呼ばれるもの。青のエースは当然、主人公である「水の呼吸の使い手 竈門炭治郎」。このカードは書かれているパワーは5000ですが、能力の起動により14000にもなる可能性があります。その能力の起動条件が、自分がピンチだったり、手札からユニットを捨てたりすることなのですが、劇中の展開に置き換えてみるとピンチの時に仲間の支援で強くなるとも取れて胸熱になりませんか?

 いくつか注目のカードはありますが、筆者のおススメは「臆病な剣士 我妻善逸」です。その能力はシンプルで、ブリッツという先制攻撃ができる能力と、レストしていると+3000という能力。このレストというのは行動した後の状態でいわば寝ているようなもの。つまり寝ていた方が強いという善逸の能力を再現しているというわけです。

 他にも、青のカードで最強のスペックを持っているのが「“凪” 冨岡義勇」。墓地のコマンドカードを2枚リムーブ(取り除く)することでトリガーから出るコマンド以外の対象にならないという能力を持っています。強力な能力な上に、冨岡義勇らしい能力でしょう。こういったように『鬼滅の刃』劇中の行動や能力に添ったものが各カードに備わっています。

 赤のテリトリーは「竈門炭治郎/ヒノカミ神楽」。エースは「舞の継承者 竈門炭治郎」です。つまり青を選んでも、赤を選んでも炭治郎がデッキの中心。どちらの炭治郎を選ぶのかでデッキを変えてもいいかもしれません。

 ちなみに青と赤、どちらにも封入されているのはこの炭治郎と妹の竈門禰豆子だけです。青の禰豆子は『鬼滅の刃』属性のエースを呼び出す能力があり、赤の禰豆子は墓地の炭治郎をエナジーゾーンに置くという、ともに原典通りの兄思いのカードになっていました。

 赤側の注目カードというと、出オチ感のある「累に刻まれた剣士」でしょうか。ファンには「サイコロステーキ先輩」として有名なあの無名キャラです。能力はアタックしてバトルで破壊されると、他のユニットを+3000ですから、『鬼滅の刃』作中よりも優秀かもしれません。

 そして、赤で最強のカードが「“不知火” 煉獄杏寿郎」。このデッキでもっとも高いコスト8を誇るカードです。その技を再現したコマンド「参ノ型 気炎万象」は超強力。『鬼滅の刃』デッキならほとんど無条件で強力な敵カード1枚を除去できます。

 ほかにも解説したいことはありますが、文章量の都合でここまでといたします。残りのカードを含めた能力は実際に入手した時にご確認ください。この先、7月1日には『遊郭編』までのキャラクターを網羅したタイアップブースターも発売される『ビルディバイド』の『鬼滅の刃』シリーズ。興味の出てきた人はまず「スターティングデッキ」から始めてはいかがでしょうか。

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ ufotable

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記

(加々美利治)

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