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一応日本だけど…2次元の住みたくなさすぎる土地4選 デッキがないと暮らせない?

マグミクス / 2022年7月6日 18時10分

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■「修羅の国」米花町

 アニメ・マンガの主人公たちは特別な能力をもっていたり、特殊な境遇に置かれているものの、舞台設定は現実の日本をベースとした一応普通の町などが描かれている場合も多いです。しかし、基本的に主人公の周りでは事件が頻発します。言い換えれば、主人公の周りの人々は、しょっちゅう事件に巻き込まれているわけです。冷静に考えると、「よくそんなところに住んでいられるな」と思ってしまうほど物騒な町も存在しています。

●『名探偵コナン』米花町

 しょっちゅう事件に巻き込まれる『名探偵コナン』の主人公・コナンたちが住んでいるのが、東京都内にあるという設定の「米花町」です。名前はシャーロック・ホームズが住む「ベイカーストリート」が元ネタと思われます。

 そして、物語の都合上、米花町はすさまじい犯罪発生率を誇ります。殺人事件が多発しているのはもちろん、狙撃事件や、テロまがいの大規模な爆破事件までちょくちょく起こっており、治安が悪いというレベルではありません。

 アニメ1040話では、事件現場の映像とともにネットのコメントが流れるという「ニコニコ動画風」の演出がされていましたが、そのなかには「なんで毎日事件がおこるの…」「えっ…私の町、治安悪すぎ…」「修羅の国」といったコメントもまぎれていました。

 さらに、2022年公開された劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』では、あるキャラが「やっぱ普通じゃねえなこの街」というセリフを口にするなど、作中でも米花町の異常性はたびたびネタにされています。スピンオフの『犯人の犯沢さん』では、はっきり「まともな人間はこの町には近づかんぞ!!」とまで言われてしまいました。

●『ひぐらしのなく頃に』雛見沢村

 ゲームから始まり、アニメ、マンガとメディアミックスされた人気作『ひぐらしのなく頃に』の舞台となった「雛見沢村」は、白川郷をモデルにしたと言われているだけあって、のどかで美しい風景が広がっています。しかし、住むにあたって最大のネックは、「雛見沢症候群」の存在でしょう。

 自らが精神的な不安を抱えていると発症し、幻聴・幻覚、疑心暗鬼、人間不信にさいなまれ、果ては殺し合いに至るというとんでもない病気です。雛見沢症候群は風土病であり、村に足を踏み入れた時点でアウト。自分の感染が怖いのはもちろん、村人全員がいつ狂人になるかわかりません。主人公周りだけでなく、日常で関わる全ての人が危険ということから、住みたくないレベルは相当高いと言えるでしょう。

■モブキャラのガラが悪すぎる町

デッキを持っていないと童実野町に住民登録ができないことが明らかになった映画『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』ビジュアル (C)高橋和希 スタジオ・ダイス/2016 劇場版「遊☆戯☆王」製作委員会

●『遊☆戯☆王』童実野町

『遊☆戯☆王』で、主人公・遊戯たちの住んでいる「童実野町(ドミノちょう)」も、治安の悪さに定評があります。連載初期のエピソードでは、新型スニーカーを買った城之内が、「イイイイイイイヤッ!!!」「キキィィィィィ」と奇声を上げる不良たちに囲まれていました。そして胴体にタイヤをはめ込まれ、身動きを取れない状態のままリンチされ、スニーカーを狩られてしまいます。このように、とにかくモブキャラたちのガラが悪いのです。

 また、「バトルシティ編」では、海馬瀬人の勝手な宣言によって、町全体がデュエルの舞台に。ガラの悪いデュエリストが「通行人はどいてた方がいいぜ!今日この街は戦場と化すんだからよ!」と威圧するなど、一般市民にとってはたまらない状態となりました。

 物語が進むにつれ、海馬コーポレーションの独裁都市という側面はさらに強くなっていきます。原作終了後の劇場版では、「デッキを持っていないと住民登録ができない」というとんでもない設定も明らかになっており、やりたい放題です。

●『ジョジョの奇妙な冒険』杜王町

『ジョジョ』の4部と8部の舞台になっている「杜王町」も、相当ないわくつきの土地です。シリーズのなかでは比較的平和に見える舞台ですが、恐ろしいスタンド使いがバトルを繰り広げていたり、絶対に振り返ってはいけない道があったり、連続殺人鬼が住んでいたりと、住みたくない条件が揃っています。

 ただ、これはあくまで一部の住民や場所が異常なだけであり、4部を読んでいるときに町自体に対する異常性はそこまで感じません。しかし、8部ではモブキャラがかなり性悪になり、絶対に住みたくないと感じるレベルになっています。

 敵の攻撃から逃げていた定助が車に轢かれそうになり、運転していた女性が「法律が許すならオメーらの命なんてどーでもいいけどさあッ あたしに轢き殺させる気イッ!?」とブチギレるほか、「人型の生き物が血を流して倒れている」光景を見た町民の反応は、「なんだ…フィギュアか…」というそっけないもの。良心を持っている人が、ほとんど見当たりません。特に、場所に根差したスタンド能力の現象を悪事に利用しまくる「カツアゲロード」近辺の住民の極悪さは、特筆すべきものがあります。ここに「岩人間」の脅威も加わるので、かなり危険な町です。

(古永家啓輔)

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