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冷凍庫に「大量のアイス」を補充していく“豪快な動画”が話題 夏場の鋳物工場、体を冷やして暑さ対策!

まいどなニュース / 2024年8月31日 11時15分

暑い工場で大量に支給されるものは…!? ※画像はイメージです(Kateryna/stock.adobe.com)

木村鋳造所(公式)(@KimuraFoundry)の投稿がXで大きな話題となっています。同社では鋳物工場の暑さ対策として、夏場にアイスを支給する取り組みを行っており、その様子を映した動画をポストしたのです。動画には、社員がアイスボックスに次々とアイスを補充する姿が。「アイスを補充する夏場の大事なお仕事」というキャプションも添えられており、多くの共感と反響を呼びました。

鋳物工場の作業環境は非常に過酷で、特に金属を溶かして型に流し込む「注湯」工程では、作業場の温度が50度に達することもあるそうです。そんな厳しい環境下で働く社員たちの健康を守るため、木村鋳造所では冷蔵庫や冷房完備の休憩室を設置し、ドリンクの配布や、身体を冷やすアイテムの支給など、さまざまな暑さ対策を実施しています。

同社は、一般の市販品では対応しきれない工場内の温度と湿度の管理にも独自の工夫を凝らしています。社内で製作した測定器を使用し、作業環境を適切に管理。さらに、特殊健康診断や定期健康診断、人間ドックなどを通じて、社員の健康を徹底的にサポートしています。腰痛対策としては、体育の先生が指導する体操を毎朝行うなど、社員の健康を第一に考えた取り組みを行っています。

アイスの支給に関しては、群馬工場では「ガリガリ君」、御前崎工場では「ポッキンアイス」がそれぞれ人気を集めています。群馬工場では毎日80~90本のガリガリ君が消費され、御前崎工場では多い日で30袋ものポッキンアイスが配布されています。これらのアイスは、単なる嗜好品ではなく、社員が体を内側から冷やすための重要なアイテムとなっています。また、夏場限定で塩分補給のために梅干しも支給され、汗をかくことで失われる塩分を補っています。

この投稿に対し、読者からも多くのコメントが寄せられました。「最近の優良企業は暑さ対策や寒さ対策を怠らないんですよね」「知人の会社も業界トップとだけあって、社員にはこれでもか!というくらい手厚く、冷たい物の提供や環境の提供をしっかり行っていましたよ」といった声があり、社員の健康を守るための企業努力に感心する声が多く見られました。

また「私千葉県のアイスクリーム卸業者ですが、浦安市にある鉄工所から真夏のみ大量のご注文をいただいています。職場によっては酷暑にも関わらず冷房設置が出来ない場所がたくさんあります。少しでも過酷な現場で働く皆様に英気を養っていただければと思っています」といった業者の視点からのコメントもありました。

木村鋳造所のこうした取り組みは、SNSで大きな共感を呼び、「いいね」は2.1万件にも達しています。企業が社員の健康を守るために惜しみない努力を続けていることが、長年にわたる信頼と安定した経営に結びついていることがよくわかります。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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