梨は痛んでしまう前に冷凍！→「シャリシャリ」「トロッ」解凍時間でシャーベットやコンポートに 低カロリーなひんやりおやつ

冷凍梨を30分解凍すれば「コンポート風」に※画像はイメージです（MissesJones/stock.adobe.com）

今が旬の梨ですが、実は冷凍しても美味しいと知っていましたか？　ニチレイフーズの公式Xアカウント（@nichirei_foods）が、野菜ソムリエプロの根本早苗先生に聞いた「梨のおすすめ保存方法」について紹介し、注目が高まっています。

冷凍保存はくし切りに！解凍時間で食感の違いも楽しめる

梨は傷んでしまう前に、くし切りにして「急速凍結」しましょう。金属製バッドを使うととても速く冷えるのだそう。食べる時は解凍時間によって「シャリシャリ」や「トロッ」とした異なる食感が楽しめます。低カロリーなひんやりおやつになります。

▽冷凍方法…冷凍庫で1カ月保存可能

①洗った梨を8等分のくし形切りにし、皮をむき、芯を取り除く。

②ラップに並べ、ぴったりと包む。
③冷凍用保存袋に入れ、金属製バットにのせて冷凍庫で保存する。

▽「シャーベット風」…15分解凍

冷凍庫から取り出して15分程で半解凍状態に。シャリシャリ感が残る、「シャーベット」のような食感を楽しめます。暑い時期は早く解凍されるので、5分ずつ様子を見ながら解凍しましょう。

▽「コンポート風」…30分解凍

半解凍からさらに15分ほど置くと、「コンポート」のようなトロっとした食感で、濃厚な甘みが味わえます。暑い時期は早く解凍されるので、こちらも5分ずつ様子を見て解凍しましょう。

冷蔵保存は、キッチンペーパー＋ラップでしっかり包んで！

買ってきた梨は常温に置かず、すぐに「冷蔵」保存します。冷蔵保存時は「乾燥」から守るのが大切。キッチンペーパーで1個ずつ包み、その上からラップで包みます。またポリ袋に入れて口を閉じておきましょう。また冷蔵庫の中ではヘタを下にすることで、梨の呼吸が抑えられ、鮮度の劣化がゆるやかになります。2、3日に一度ポリ袋の中を確認し、キッチンペーパーが湿っているようであれば、新しいキッチンペーパーに取り替えます。そうすることで2週間保存が可能になるといいます。

▽出典
・ニチレイフーズ　公式X／梨は冷凍しても美味しい果物。低カロリーなひんやりおやつに
・ニチレイフーズ　公式／【梨の保存】プロが教える！2週間みずみずしさを保つ冷蔵テクニック