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3代目の500円玉に隠された「異形斜めギザ」とは? 世界トップクラスの偽造防止技術だった

まいどなニュース / 2024年11月21日 7時40分

日本の硬貨「500円玉」の偽造防止技術とは※画像はイメージです(jun.SU./stock.adobe.com)

初めての500円玉硬貨が発行されたのは、1982年(昭和57年)。今の500円玉は、2021年(令和3年)に発行された3代目の硬貨だそうです。政府広報オンライン公式X(@gov_online)では、世界トップクラスの偽造防止技術が採用されている500円玉のひみつを動画で紹介しており、その高い技術に多くの注目が集まっています。

世界初の「異形斜めギザ」の技術とは?

財務省のホームページによると、今の500円玉には「異形斜めギザ」という新たな偽造防止技術が採用されているそうです。「異形斜めギザ」とは、500円玉の側面に施されている斜めのギザギザの模様だということ。形状が異なる2種類のギザが斜めに刻まれているらしく、この形状が通常貨幣(大量生産型貨幣)に導入されるのは、世界初となるそうです。

見る角度によって文字が変わる!?「JAPAN」と「500YEN」

また、硬貨の裏面にある「500」の「0」の数字の中には、見る角度によって違う文字が見え隠れするという驚きの技術が用いられています。
・ 上から見たときは、「JAPAN」の文字
・ 下から見たときは、「500YEN」の文字
が現れるのです。これを潜像模様というそうです。以前の500円玉とくらべて、いろいろな偽造防止技術が追加されているといいます。

▽出典
・【政府広報オンライン公式X】「知ってる?500円玉のひみつ」
・財務省ホームページ「解説!新しい500円貨」

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