世界遺産センター:水面に四つの富士山

毎日新聞 / 2017年12月8日 10時52分

水盤に木格子の「正富士」が映り、富士山の「逆さ富士」が並んだ=静岡県富士宮市宮町の県富士山世界遺産センターで2017年12月7日、高橋秀郎撮影

 静岡県富士宮市宮町で23日オープンする県富士山世界遺産センターは、建設工事が完了し、「逆さ富士」の形をしたユニークな外観が水盤に映し出された。

 センターは、世界遺産の構成資産、富士山本宮浅間大社の南側に位置し、中央の展示棟、北棟、西棟の3棟で構成している。展示棟は県産「富士ヒノキ」を格子状に組んだ逆円すい形のデザイン。水盤は、面積約2300平方メートル、深さ約3センチで、鮮やかに映るよう黒御影(みかげ)石を敷いた。富士山の湧水(ゆうすい)を張ると、中央棟は「正富士」のように映り、雪を抱えた本物の富士山も上下反転して水面に浮かび、「四つの富士山」が姿を現した。

 初代館長は、遠山敦子元文部科学相が1日付で就任。展示施設の設置も終えた。県は、設備の点検やスタッフの教育など、来場者を迎える準備を進めている。オープン前日の22日は開館記念式典を予定。周辺では23、24日も、市や商店街が記念祭やイベントを計画している。【高橋秀郎】

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