江戸時代の「碁聖」を前に決意 本因坊戦第4局13日から沼津で

毎日新聞 / 2019年6月12日 20時35分

「十二世本因坊丈和出生の地」の石碑に献花する本因坊文裕(手前)と挑戦者の河野臨九段=静岡県沼津市で2019年6月12日、小林努撮影

 第74期本因坊決定戦七番勝負(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催、大和証券グループ協賛)の第4局が13日から静岡県沼津市下香貫の沼津御用邸記念公園で開かれるのを前に、本因坊文裕(もんゆう)(30)=井山裕太九段=と、挑戦者の河野臨九段(38)の両雄が12日、沼津入りした。

 本因坊文裕と河野九段は、午後1時半過ぎに「十二世本因坊丈和(じょうわ)出生の地」石碑前に関係者らとともに到着。用意されたカサブランカとカーネーション、トルコキキョウの花束を献花し、江戸時代の「碁聖」を前に、決意を新たにしていた。

 本因坊文裕は「丈和先生は囲碁界でも本当に歴史的な方。石碑にごあいさつさせていただいた。明日からの対局で少しでも良い棋譜を残せるよう精いっぱい頑張りたい」と決意。河野九段は「丈和先生といえば、小さいころによく打ち碁で勉強させていただき感銘を受けた。初めて訪れたが、このような地で対局できることを光栄に思う」と話した。

 その後、本因坊文裕と河野九段は、第4局の対局の場となる沼津御用邸記念公園東付属邸の茶室・翠松亭(すいしょうてい)に移り、対局室を検分した。【石川宏】

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