コロナ禍でもサンタは来る マスク姿でイブ訪問を継続 茨城・つくば

毎日新聞 / 2020年11月22日 8時46分

準備のため、サンタクロースの衣装を試着するボランティアたち=茨城県つくば市吾妻1の市市民活動センターで2020年11月18日午後7時46分、長屋美乃里撮影

 クリスマスイブにサンタクロース姿で子どもたちにプレゼントを届ける「サンタ活動」に、NPO法人チャリティーサンタ(東京都千代田区)の茨城県つくば支部が今年も取り組む。サンタとの時間を、幼い日の記憶にとどめてもらうのが目的で、コロナ禍の今年は感染予防に注意してマスク姿で訪れる。経済的に苦しい家庭への訪問は無料で、サンタからの絵本のプレゼントもある。【長屋美乃里】

 同支部は2017年に発足し、毎年活動に取り組んできた。今年サンタになるのは大学生や社会人などのボランティアたちだ。

 同支部では申し込みのあった家庭から、子どもが「頑張ったこと」や「できるようになったこと」などを事前に聴取。12月24日には家庭で用意したプレゼントをサンタから手渡し、聞いておいた内容を元に声をかける。

 通常の訪問で受け取る寄付金は3000円。この中から困窮家庭へ訪問するための費用を捻出し、プレゼントの絵本代にも充てる。支部代表の会沢和敏さん(56)は「どんな家の子どもにも、クリスマスは笑顔で過ごしてほしい」と願っている。

 コロナ禍の今年、同NPOも当初は活動を続けるべきか苦慮した。だが以前に訪問した家庭にヒアリングすると、訪問を希望する声が多数だったため、マスクや手袋の着用を徹底して継続することを決めた。「サンタとかかわった時間は、かけがえのない幸せな時間になる」(会沢さん)。そんな思いでスタッフは準備に励んでいる。

 訪問可能なエリアは、つくばエクスプレスつくば駅から車で片道45分の範囲(範囲外の近隣は要相談)。無料訪問はアンケートに答えてもらった上、抽選で実施する。申し込み締め切りは、無料訪問が25日、有料訪問は12月13日。

 申し込みは同NPOのサイト(https://www.charity−santa.com/project/santa−activity/)から。12月11日締め切りで「サンタになる人」も募集している。

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