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能登豪雨 輪島と珠洲の仮設住宅209戸が浸水 不明者の捜索続く

毎日新聞 / 2024年9月26日 20時55分

七浦地区で安否不明者の女性を捜索する消防関係者ら=石川県輪島市門前町で2024年9月26日午前11時8分、手塚耕一郎撮影

 能登豪雨で、石川県の能登半島北部では26日も自衛隊や警察、消防などが懸命な捜索を続けた。この日は行方不明者や、これとは別に連絡が取れない安否不明者の発見はなかった。

 今回の豪雨による死者は10人に上っている。輪島市の海岸で25日に見つかった男性の遺体について、県警などが豪雨との関連を調べている。

 一方、県は元日の能登半島地震の被災者が生活する輪島市と珠洲(すず)市の仮設住宅209戸が床上浸水したと発表した。

 床上浸水した仮設住宅は輪島市で5カ所(192戸)、珠洲市で1カ所(17戸)。輪島市の宅田町第2団地の142戸が最も多かった。

 浸水により使えなくなった仮設住宅のエアコンや冷蔵庫、洗濯機などの家電製品について、県は無料で修理に応じたり、再支給したりする方針だ。

 水道管の破損による断水も、解消にはほど遠い。26日の時点で、計4668戸(輪島市3043戸、珠洲市1415戸、能登町210戸)の水道が使えないままだ。

 珠洲市の泉谷満寿裕(いずみやますひろ)市長はこの日、断水の復旧に時間がかかる地域に自衛隊の入浴設備を設置するよう県に要望した。【岩本一希、竹中拓実】

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