1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

奈良・吉野神宮でアンパンマンの落書きか 文化財保護法違反疑い

毎日新聞 / 2024年11月29日 19時59分

拝殿の木製扉で見つかった落書き=奈良県吉野町の吉野神宮で2024年11月29日午後6時15分、山中尚登撮影

 奈良県吉野町にある国指定重要文化財・吉野神宮の拝殿で29日、木製扉にアニメキャラクターのような落書きがあるのを神宮の職員が見つけた。通報を受けた県警吉野署は悪質ないたずらとみて、文化財保護法違反の疑いで調べている。

 吉野署によると、木製扉の内側の高さ60センチの場所に、人気アニメキャラクター「アンパンマン」の顔のような形の傷(縦30センチ、横17センチ)が付けられていた。何者かが鋭利なもので傷付けたとみられる。29日午前10時半ごろ、参拝者の案内をしていた職員が発見。10月中旬ごろには傷はなかったという。

 扉は通常は開かれており、朝から夕方までの拝観時間中は参拝者が近づける。吉野神宮によると、付近に防犯カメラを設置していたが、故障していた。

 吉野神宮は後醍醐天皇を祭る神社として明治中期に創建され、2022年9月に国の重要文化財に指定された。男性職員は「神を祭る建物なのに、このようなことがあり心を痛めている」と語った。【木谷郁佳、山中尚登】

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください