平和・協同ジャーナリスト基金賞 毎日新聞記者2人が奨励賞を受賞
毎日新聞 / 2024年11月29日 23時55分
平和や人権擁護などの分野で優れた報道をした個人や団体を顕彰する「第30回平和・協同ジャーナリスト基金賞」が29日発表され、奨励賞に毎日新聞社会部大阪グループの宇城昇記者による核兵器廃絶運動に関する一連の報道と、毎日新聞熊谷支局の隈元浩彦記者による関東大震災・朝鮮人虐殺を巡る一連の報道など7点が選ばれた。贈呈式は12月7日に東京都内で開かれる。大賞は、信濃毎日新聞社報道部取材班の連載「鍬(くわ)を握る 満蒙開拓からの問い」だった。
宇城記者は広島市生まれ。1994年に入社後、原爆報道に取り組み、広島支局で記者、次長、支局長を務めた。現在は専門記者として、日本原水爆被害者団体協議会へのノーベル平和賞授与決定の取材などに携わる。2006年秋に始まった毎日新聞の長期連載「ヒバクシャ」を含め、長年にわたり被爆者の声を伝えてきたことが評価された。
隈元記者は関東大震災から100年を翌年に控えた22年秋、震災の混乱下の埼玉県内で起きた朝鮮人虐殺事件をテーマに取材を開始。未発見の追悼碑の存在や、当時の熊谷測候所長の日誌に事件の記述があることを特報するなど、丹念な取材を基に埼玉県版や毎日新聞のニュースサイトのコラム「24色のペン」などで繰り返し報じたことが評価された。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
信濃毎日新聞取材班に大賞 ジャーナリスト基金賞
共同通信 / 2024年11月29日 21時40分
-
関西写真記者協会 最優秀賞に毎日新聞 能登半島地震の写真
毎日新聞 / 2024年11月29日 18時1分
-
第24回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」発表
共同通信PRワイヤー / 2024年11月12日 14時0分
-
「芸能人の偽アカ」に騙され誤報→削除→大炎上…毎日新聞が「芸能こたつ記事」に手を出してしまった残念な理由
プレジデントオンライン / 2024年11月8日 18時15分
-
「僕は日本人の姓も読めないのに・・・」 【平井久志×リアルワールド】
OVO [オーヴォ] / 2024年11月2日 14時16分
ランキング
-
1維新・馬場氏「後悔ない」=代表退任控え、涙も
時事通信 / 2024年11月29日 18時35分
-
2野田立民代表、所信表明は今回も「スカスカ」=国民民主は政策実現要求
時事通信 / 2024年11月29日 19時16分
-
3剣道部の同級生に暴行加え死なせた罪 元近大生に懲役3年、執行猶予4年
ABCニュース / 2024年11月29日 17時27分
-
4「クラフトナイフを事前に購入した」加古川女児殺害の容疑者が任意調べで供述、凶器か
産経ニュース / 2024年11月29日 14時0分
-
5石破首相、幅広い合意形成に全力=「103万円の壁」見直し―政治改革に意欲・所信表明
時事通信 / 2024年11月29日 19時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください