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独身女性の老後資金をシミュレーション!資金を用意するためにできること

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年1月20日 10時0分

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独身女性の老後資金をシミュレーション!資金を用意するためにできること

独身の女性にとって、老後の生活に不安はつきもの。独身の場合は老後資金をどれくらい準備しておけばいいのでしょうか。この記事では、独身女性が必要な老後資金と、資金を用意するための方法について解説します。

独身女性の老後資金をシミュレーション!資金を用意するためにできること

独身女性の老後の生活費

準備しておくべき老後資金を計算するためには、まず老後にかかる生活費を知る必要があります。総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)2019年」より、高齢者単身世帯の生活費を見ていきましょう。

これによると、高齢者単身無職世帯(60歳以上)における1カ月の消費支出の平均は13万
9,739円でした。生活費の内訳は以下の通りです。

 

 

また、税金や社会保険料などの非消費者支出が平均1万2,061円かかっています。この金額を合わせると、月に15万1,800円の生活費が必要です。ただし、毎月の支出はライフスタイルによって異なるため、この金額はあくまでも目安として考えましょう。

 

特に注意したいのが住居費についてです。この調査結果では、住居への支出が1万3,000円未満に抑えられていますが、要因としては持ち家のケースが多いことが考えられます。住宅ローンをまだ払い終わってない場合や、賃貸住宅に住んでいる場合は、生活費がさらに必要になるでしょう。

 

独身女性が老後に受け取れる年金

独身女性が老後に受け取れる年金

老後の大切な収入源となるのが年金です。もらえる年金額が分かれば、老後資金をいくら準備すればいいのかを計算できます。

 

厚生労働省の「平成30年度 厚生年金保険・国民年金の概況」によると、厚生年金(基礎年金を含む)の平均年金月額は男性が16万3,840円、女性が10万2,558円です。国民年金の平均年金月額は、男性が5万8,775円、女性が5万3,342万円となっています。

厚生年金の額に男女の差を見て取れます。厚生年金の受給額は加入期間や現役時代の給与によって決まるため、女性のほうが低い傾向となっているのです。独身女性の場合は、意識して老後資金を貯めておく必要があるでしょう。

 

老後に年金がいくらもらえるのかは、保険料を支払っていた期間や金額によります。自分がもらえる年金の予定額は、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」や、「ねんきんネット」で調べことができるので、チェックしておきましょう。

独身女性が貯めておくべき老後資金をシミュレーション

独身女性が貯めておくべき老後資金をシミュレーション

老後の生活費と年金が分かったところで、貯めておくべき老後資金を計算してみましょう。

 

厚生労働省「令和元年簡易生命表の概況」によると、65歳時点での平均余命は男性が19.83年、女性が24.63年です。女性のほうが長生きであることから見ても、独身女性は老後資金にしっかり備えておくべきだといえるでしょう。ここでは、女性の平均余命を25年として計算します。

厚生年金を受給する女性が平均額の10万2,558円を毎月受け取ったとしても、生活費15万1,800円に対し、月4万9,242円の赤字となります。25年間の赤字を賄うために必要な老後資金を計算すると、その額は4万9,242円×12カ月×25年=1,477万2,600円です。

 

国民年金受給者の場合は、月9万8,458円の赤字となるため、同様に計算して9万8,458円×12カ月×25年=2,953万7,400円が必要です。

 

余裕を持って考えれば、厚生年金受給者の場合は1,500万円程度、国民年金受給者の場合は3,000万円程度の老後資金を用意しておくべきといえるでしょう。

老後資金を用意する方法

老後資金を用意する方法

老後資金を用意するためには、どうすればいいのでしょうか。老後資金を用意する方法について解説します。

 

・定期預金をする
老後資金を貯めるのに向いているのが、「定期預金」です。定期預金は原則満期まで取り出しができないため、老後のための資金をうっかり使い込んでしまうという心配がありません。また、定期預金は一般的に普通預金と比較して金利が高く設定されています。そのため、老後資金を効率よく貯めることが可能です。

 

・貯蓄型保険を活用する
貯蓄型の医療保険や生命保険を活用するのもおすすめです。貯蓄型保険は、掛け捨て型の保険とは異なり、解約時に解約返戻金、満期には満期保険金を受け取れます。そのため、保障を確保しながら老後資金を貯めるのに向いています。

 

また、個人年金保険も貯蓄型保険の一種です。個人年金保険は、60歳や65歳などあらかじめ設定した年齢まで保険料を払い込み、その後年金形式で受け取ることができます。老後資金を保険で用意したいと考えている方は、楽天保険の総合窓口もチェックしてみてください。

 

・iDeCo(個人型確定拠出年金)を活用する
iDeCoは、自分で掛金を運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取れる年金制度です。運用結果次第では、将来受け取る年金を増やすことができます。ただし、あくまでも投資なのでリスクがあることは理解しておきましょう。掛金は所得控除の対象となり、運用利益は非課税になるなど節税効果もあります。

 

楽天証券iDeCoは運営手数料0円で、初心者でも始めやすいのが特徴です。老後資金を準備するために、ぜひ検討してみてください。

 

独身女性の老後資金は、厚生年金受給者の場合は1,500万円程度、国民年金受給者の場合は3,000万円程度を用意する必要があります。早いうちからコツコツと貯めていきましょう。

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