キャッシュレス決済、どれがいい?人気のQRコード決済を比較
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年5月6日 10時0分
キャッシュレス決済、どれがいい?人気のQRコード決済を比較
近年、急速に普及が進んでいるキャッシュレス決済。中でもQRコード決済の拡大はめざましいものがあります。種類が多いため、どれを使っていいのかわからないという人も多いでしょう。この記事ではキャッシュレス決済について、QRコード決済の種類やそれぞれの特徴を比較していきます。
キャッシュレス決済の種類は大きく2つ
キャッシュレス決済とは、現金を使わない支払い方法のこと。大きく分けるとスマホ決済とカード決済があります。
・スマホ決済
スマホでお店のQRコードを読み取る、スマホの画面に表示したバーコードを読み取ってもらう、スマホそのものを機械にかざすといった方法で決済します。支払いタイミングは事前チャージや後払いから選べます。支払手段はサービスによって異なります。
スマホだけで決済が完結する手軽さの一方、電池切れや通信障害で利用できなくなるデメリットもあります。
・カード決済
手持ちのカードをお店のレジで読み取って決済します。クレジットカードは後払い、デビットカードは即時払い、プリペイドカードは前払いという違いがあります。
スマホのコード決済と違って操作がいらず、カードを通すだけで支払いが済むのが特徴。一方、カードが増えると財布がかさばる、盗難や紛失のリスクが増えるなどのデメリットがあります。
注目されるQRコード決済
QRコード決済は、日本では2018年12月にPayPayが大規模キャッシュバックキャンペーンを行ったことで注目を集めました。これをきっかけにQRコード決済を知った人も多いでしょう。
・QRコード決済の利用方法
QRコード決済を行うためには、スマホに専用アプリをダウンロードし、初期設定を済ませておく必要があります。
設定ができたら、お店のレジでアプリを立ち上げ、指示にしたがって操作します。
【ユーザースキャン方式】
お客さん側がスマホで店頭のQRコードを読み取る方式です。スマホに表示された店名を確認し、支払金額を打ち込んで店員さんに確認してもらいます。
【ストアスキャン方式】
お客さんはスマホでQRコードを表示させ、店員さん側がお店の機械でQRコードを読み取り、支払金額を入れて決済します。
・QRコード決済のメリット
QRコード決済にはさまざまなメリットがあります。
○現金が不要
極端にいえば、財布がなくてもスマホだけ持って買い物に行けます。
○スピーディーに決済できる
お釣りのやり取りがなく、クレジットカードのようなサインも不要なので、スムーズに決済できます。
○ポイント還元やキャンペーンが魅力
サービスによってはポイントによる還元や、各種キャンペーンがあります。
○個人間の送金が簡単
個人間でも送金ができるので、割り勘が簡単です。
・小規模店舗でも導入が進むQRコード決済
QRコード決済は小規模店舗にもメリットがあります。これまでキャッシュレス決済を導入するには、専用の機材やタブレットなどを用意するコストがかかりました。ユーザースキャン方式ならQRコードを掲示するだけなので、初期費用が低く抑えられます。
人気のQRコード決済を比較!
ここからは主なQRコード決済サービスの特徴を比較していきます。
・PayPay
ソフトバンクとヤフーの合同会社が運営するサービス。2021年3月現在、全国300万ヶ所以上で利用できます。条件を満たすと0.5~1.5%のPayPay残高が還元されます。
・楽天ペイ
楽天グループのサービス。事前チャージは楽天カード、楽天銀行、ラクマの売上金に限られます。楽天カードからのチャージ払いなら、チャージで0.5%(楽天カードから)+支払いで1.0%(楽天ペイから)、合計で1.5%の楽天ポイントが還元されます。後払いは他社のクレジットカードや楽天ポイントでの支払いも可能です。
・LINE Pay
LINEによる決済サービス。もらえるポイントはLINEポイントですが、LINE Payの支払いでポイントを貯めるためには「Visa LINE Payクレジットカード」の利用が必須です。過去のポイント数に応じてお得なクーポンがもらえます。
・メルペイ
メルカリが運営するサービスで、フリマサイトの売上を普段の買い物に使うことができます。ポイント還元はありません。FeliCa対応のスマホなら電子マネー「iD」支払いもできるので、幅広いお店で使えます。
・d払い
NTTドコモが運営するサービスですが、ドコモユーザー以外も使えます。ドコモユーザーであれば、携帯電話の料金と一緒に支払うことも可能。街のお店でd払いをすると0.5%、ネットでd払いをすると1%のdポイントが貯まります。dポイントをd払いに使うこともできます。
・au PAY
auが運営するサービスですが、auユーザー以外も使えます。もらえるポイントはPontaポイントで、還元率は0.5%。毎月3日、13日、23日の三太郎の日にはお得なキャンペーンが開催されることがあります。
QRコード決済を選ぶポイント
今後もさらなる広がりが予想されるQRコード決済。選ぶときにはまず、自分が普段使っているお店で利用できるか確認しましょう。あとはポイントの種類や還元率、キャンペーンの有無、アプリの操作性で決めていきます。まったく使ったことがないという人も、まずは興味のあるQRコード決済から試してみるとよいでしょう。
楽天ペイは楽天ポイントを支払いに使うことができるのが特徴。期間限定ポイントも使えるので、期限の迫ったポイントも無駄なく使い切れます。楽天会員なら簡単に初期設定できるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
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