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金利計算の基礎知識|金利がライフプランの貯蓄にどんな影響をするか徹底解説!

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年7月15日 10時0分

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金利計算の基礎知識|金利がライフプランの貯蓄にどんな影響をするか徹底解説!

「定期預金高金利キャンペーン」など「金利」という言葉を目にすることがあります。そもそも、金利ってなに?金利計算ってどういうときに必要となるのか、銀行にお金を預ける時の金利計算ってどうやるのか、預けたお金は将来いくらになるのか、目標とするお金を貯めるためには毎月いくら積立すれば良いのかなどを徹底解説します。

金利計算の基礎知識|金利がライフプランの貯蓄にどんな影響をするか徹底解説!

金利とは

金利とは

金利とは、お金の貸し借りにおいて借り手から貸し手に支払われる利息の、貸借された金額に対する割合です。利子率、利率、利回り、割引率なども金利です。金利も他の商品サービスと同様に、金融市場における資金の借り手と貸し手の関係で決まります。したがって、金利は資金を借りる(貸す)ときの費用といえます。
現在の日本では、原則としてすべての金利が市場で自由に決まる市場金利です。市場金利は、金融機関の経営能力、借り手の信用度、資金の使い道、期間などでさまざまな違いがあります。
家計にとって金利は、貯蓄・借金などの意思決定に欠かせない重要な情報となります。

ライフプランと金利計算について

ライフプランとは、将来に向けた人生の設計図のことです。
人生の中では、就職や結婚、子どもの教育、住宅購入など、さまざまなイベントが発生し、そのときどきでお金が必要となります。
そこで、こうした人生における各種イベントを想定して、どのくらいのお金がかかるかを考えて準備したり、あるいは病気や災害といった想定外の事態に備えたりしておく必要があります。

ライフプランにおいて、実際にどのようにお金を準備していくかを計画しておく必要があります。将来に向けて、お金を準備していくためには、銀行などにお金をあずける「貯蓄」があります。
銀行などに預けている普通預金などは、基本的に「自由に引き出せるお金」と言えます。お金を貯めて何かを買いたいとか、何かに使いたいとか、近い将来に必要となる可能性のあるお金は、自由に引き出すことのできる「貯蓄」の形で持っておくことが大切です。「貯蓄」するときに、金利計算が必要となります。

単利計算と複利計算について

金利計算(利息計算)には、単利と複利があります。単利とは、当初の元本に対してのみ、利息が計算されるものをいいます。複利とは、当初の元本に利息を加算したもの(元本+利息)を元本としてさらに利息が計算されるものをいいます。同じ金利(利率)であれば、単利より複利の方が、雪だるま式にお金が貯まりやすいと言われています。
貯蓄(積立)したお金が約2倍になるための法則があります。単利の場合は、「100の法則」といい、複利の場合は、「72の法則」といいます。
金利が1%の場合(利息に対する税金を考慮していません)、単利の場合は、「100÷1=100年」となり、複利の場合は、「72÷1=72年」となります。金利が2%の場合(利息に対する税金を考慮していません)、単利の場合は、「100÷2=50年」となり、複利の場合は、「72÷2=36年」となります。
年齢が若いうちには、複利でお金を貯めていくようにいたしましょう。

利息に対する税金について

利息に対する税金について

普通預金、定期預金等で利息を得たときの税金は、一律20.315%(国税15.315%、地方税5%)となります。その税金は、天引き(源泉徴収)されて入金されるため、確定申告する必要はありません。

100万円の定期預金を1年間の複利で預けたときのシミュレーション

100万円を5年で貯めたいときの毎月積立額シミュレーション

2%の複利で毎月積立金額15,861円を5年間積み立てると、100万円になる。
運用収益は4.8万円で、元本は95.2万円となる。

 

まとめ

ライフプランの中での、結婚、出産・子育て、住宅購入などのライフイベントに向けて、何年後にいくら必要になるのかを考えておくことは重要です。近い将来のライフイベントのために必要なお金は、銀行に預けたり、毎月積立をして、貯蓄していくことが良い方法です。将来いくらになるかを計算するために必要なのは、金利計算です。複利を利用して預けたり、積み立てしていく方が、お金が貯まりやすくなります。

FAQ

  1. 金利とは
    金利とは、お金の貸し借りにおいて借り手から貸し手に支払われる利息の貸借された金額に対する割合です。
  2. 単利とは
    単利とは、当初の元本に対してのみ、利息が計算されるものをいいます。
  3. 複利とは
    複利とは、当初の元本に利息を加算したもの(元本+利息)を元本としてさらに利息が計算されるものをいいます。
  4. 100万円の定期預金を1年間の2%複利で預けたとき10年後にはいくらになっていますか?(税金は考慮しない)
    10年後、1,21万8,994円になっています。
  5. 2%の複利で100万円を5年で貯めたいときの毎月の積立額はいくら必要ですか?(税金は考慮しない)
    毎月の積立額は、1万5,861円です。

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