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お金の勉強はどう始める?子どもから大人まで、学んでおきたいポイントを紹介

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2021年10月22日 10時0分

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お金の勉強はどう始める?子どもから大人まで、学んでおきたいポイントを紹介

お金の勉強と一言でいっても、その内容は多岐にわたっています。何から手を付けていいかわからない人も多いかもしれません。この記事では、年代ごとに勉強しておきたいポイントを紹介。学んだ内容は実践に移していきましょう。

お金の勉強はどう始める?子どもから大人まで、学んでおきたいポイントを紹介

~子ども編~子どものうちにお金の勉強をしておきたい理由

子どものうちにお金の勉強をしておきたい理由

近年、スーパーでの買い物一つとってもさまざまな決済手段があります。現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などが挙げられ、現金決済が主流だった昔と比べると、お金の動きが見えにくくなっています。小さいうちからお金の勉強をしておくことで金銭感覚を養い、適切にお金を使う能力を鍛えることができます

 

・幼稚園生~小学生がしておきたいお金の勉強

幼稚園生~小学生がしておきたいお金の勉強

 

まずはお金とはなにかというところから、楽しく学んでいきましょう。おもちゃのお金を使ったおみせやさんごっこは単純なお金の動きを学ぶのに最適です。お金の計算をすることで算数の勉強にもなります。

 

お金についてわかってきたら、お小遣いを渡して自分で管理させるようにします。まず、お小遣いの金額を決めるところから親子で話し合うと良いでしょう。毎月何にいくら使うか書き出して、それに見合った金額を渡すようにします。「お手伝いをしたら◯◯円」など、お小遣い以外に収入を得る方法を作っておくのもいいかもしれません。

 

また、この時期から「人のお金を盗ること」「友達とお金の貸し借りをすること」は絶対NGであることを徹底しておきましょう。

 

はじめのうちは失敗もあるかもしれませんが、大きくなってから大きな失敗をするよりもよかったと割り切り、しっかり反省して次につなげることが大事です。

 

金融庁のリンク集も役立ちます。

・中学生・高校生がしておきたいお金の勉強

中学生・高校生がしておきたいお金の勉強

 

小学生から一歩進んだお金の勉強をしておきたい時期です。現金だけでなく、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済の種類や特徴について親子で確認しておきたいところ。クレジットカードは現金がなくても買い物ができる一方、使ったお金がわかりづらいことや、リボ払いは後から利息が膨らむおそれがあるといった、メリットとデメリットの両方を知っておきたいところです。

 

お金に関するトラブルについても学んでおく必要があります。スマホのゲームでいつのまにか課金していたとか、知らないうちに何らかのサービスに入っていた、というケースは後をたちません。あらかじめどんなケースがあるのか知っておき、万が一そのような事態に陥った場合、すぐに報告できるような環境を作っておくことが大事です。

 

身のまわりのお金だけでなく、社会全体のお金についても学んでおきたい時期です。ニュースで見られる株価や為替の動きとはどういう意味なのか、税金や年金はどんな仕組みなのか、幅広く学んでおきましょう。

~大人編~ 何歳からでもお金の勉強はできる!

~大人編~ 何歳からでもお金の勉強はできる!

今さらお金の勉強なんて…と思っている人もいるかもしれませんが、お金の勉強は何歳からでもできます。たとえば若いうちは老後資金や年金のことなどピンとこないもの。かえってある程度年齢を重ねてからのほうが自分ごととして考えられる分野もあります。

 

・ファイナンシャル・プランニング技能検定にチャレンジ
しっかりとお金の勉強をしたい人におすすめなのが、ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)を受けることです。合格すると、顧客の長期的・総合的な視点でのアドバイスや資産設計を援助するための資格保有者として、等級ごとにファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)を名乗ることができます。
検定試験には、学科と実技試験があり、合格するためにはお金に関する幅広い知識が求められます。試験に合格するという目標があれば、繰り返し学習するので、知識が定着します。

 

試験勉強の時点ではあまり身近でなかった事項も、それが必要な時期になれば「これはFP試験でやったところだ」となんとなく思い出すものです。3級なら誰でも受検できるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

・大学生~20代がしておきたいお金の勉強


大学生~20代がしておきたいお金の勉強

 

一人暮らしを始めたり、就職したりして、本格的なお金の管理が求められる時期です。まずは家計簿をつけるとよいでしょう。お金の出入りを確認しないことには、どこを改善すればいいのかわからないからです。レシートを撮影するだけでつけられる家計簿アプリもあるので、負担のない方法で続けていきましょう。

 

この時期、特に学んでおきたいのが投資や資産運用です。家計簿をつけるようになったら、毎月投資に回せる金額がわかってきます。ただし、それをすべて同じ投資先につぎ込むのはNG。もしものときのための普通預金、長期投資のための投資信託、応援したい企業の株式購入など、複数の投資先に振り分けていきます。普通預金ひとつとっても、給与振込口座と貯蓄用口座に分けることで貯まりやすくなるといったコツがあります。

 

税金についても意識しておきたいところです。所得税と住民税の仕組みを知っておくだけでも大きな差がつきます。ふるさと納税iDeCoはサラリーマンでもできる節税方法なので、若いうちから活用していきたいですね。

 

30、40代がしておきたいお金の勉強

 

30、40代がしておきたいお金の勉強

 

子どもの教育資金やマイホーム資金など、大きなお金が動く時期です。結婚を考えている人や子どもがいる人は、今後のライフプランを立てて出費を予測しておきましょう。学資保険や財形貯蓄など、必要な時期までに必要な金額を貯める方法を考えておきます。

 

ライフプランに変化がながい人でも、この時期に考えておきたいの保険のこと。生命保険や医療保険など、20代のうちになんとなく入ったままだったという人や、逆にまったく入っていなかったという人もいるでしょう。保険商品は年々変わっているものなので、保険会社のホームページでシミュレーションしたり、保険の相談窓口を利用したりして、自分に合った保険を探してみましょう。

 

・50、60代がしておきたいお金の勉強

50、60代がしておきたいお金の勉強

 

老後資金や相続について意識しはじめる年代です。これまで資産運用をしてこなかったと焦っている人でも、人生100年時代と言われる昨今、遅すぎることはありません。

 

退職を控えると、退職金を元手にした儲け話が転がり込んでくることがあります。しかし、世の中そんなにうまい話はありません。お金の勉強をしておくだけでも、怪しい話に引っかかりにくくなります。

 

相続についても考えておきたい時期です。相続税を節約するための定番として、年間110万円が非課税となる制度を利用した生前贈与があります。

 

まだまだ残りの人生は長いですが、気力・体力が十分なうちから終活を意識して動いておくとよいでしょう。

お金の勉強からの実践例

お金の勉強をしても、実行に移さなければ意味がありません。とはいえ、第一歩を踏み出すのはなかなか難しいもの。まずは今までやっていなかったことを一つでも取り入れてみるといいでしょう。

 

・ネット銀行を利用

ネット銀行を利用

 

これまで店舗型の銀行しか使っていなかったという人は、ネット銀行に口座を開いてみてはいかがでしょうか。24時間いつでも残高照会や振込手続き(営業時間外は翌営業日の振込になることも)ができます。利用状況に応じて金利が優遇されるサービスや、他行宛振込手数料が無料となるサービスがある銀行もあります。出入金はコンビニATMなどの提携ATMが利用可能。ネット銀行口座は貯蓄用と決めて、給料日に給与の一部を移してしまう「先取り貯蓄」もおすすめです。

 

・つみたてNISAで投資信託の積立

つみたてNISAで投資信託の積立

 

投資初心者におすすめなのがつみたてNISAです。対象商品は長期の積立に適した投資信託がピックアップされています。購入手数料は無料で、証券会社によっては月々100円からはじめられるのが特徴。年間40万円の枠内で購入した投資信託の値上がり益が非課税になるのも大きなメリットです。

 

・株主優待や配当金がもらえる株式を購入

株主優待や配当金がもらえる株式を購入

 

投資で利益を上げるには、キャピタルゲインとインカムゲインの2種類があります。安いときに買って高いときに売るというのはキャピタルゲインを得るための方法です。一方、配当金や株主優待で利益を得るのはインカムゲインといいます。毎年決まった時期に一定の利益が得られるのが魅力です。


2021年9月現在、大手銀行の普通預金金利は0.001%ですが、株式では配当利回りが5%を超える銘柄もあります。

 

株主優待はクオカードやお食事券、自社製品と多岐にわたっています。10万円以下で購入できる銘柄もあるので、まずは少額から株式投資をしてみてはいかがでしょうか。

 

・iDeCoにチャレンジ

iDeCoにチャレンジ

 

iDeCoは個人型確定拠出年金のことで、任意で入れる私的年金です。以前は一部の人しか利用できませんでしたが、2017年から60歳未満のすべての人に拡充されました。ただし、職業や勤め先によって上限額が異なります。

 

iDeCoの最大の魅力は拠出時の節税効果にあります。掛金が全額所得控除になるため、所得税と住民税が節税できます。

 

たとえば所得税が10%で、月2万円拠出している人の場合、24万円×(所得税10%+住民税10%)=4万8千円の節税になるのです。

 

運用方法を自分で指定できるのもiDeCoの大きな特徴です。定期預金、保険商品、投資信託などのラインアップがあるため、リスク許容度に応じた運用ができます。

 

・ふるさと納税で節税

ふるさと納税で節税

 

自治体に寄附した金額に応じて所得税や住民税が安くなる制度です。年収に応じた寄附限度額以内であれば2,000円の自己負担で済むうえ、各地の特色を活かした返礼品がもらえます。確定申告やワンストップ特例制度といった手間はかかりますが、それ以上にお得なので、これまで利用していなかった人は今年からでも始めることをおすすめします。

 

・保険の見直し

保険の見直し

 

生命保険や医療保険はなんとなく入ったままになっていることが多いもの。がん保険を増やしたい、子どもが生まれたから保障額を増やしたい、と思ってもなかなか実行に移せていない人も多いのではないでしょうか。忙しい人はネットで相談できる窓口もあるので、まずはコンタクトをとってみるとよいでしょう。

このテーマに関する気になるポイント!

  1. 幼稚園生~小学生がしておきたいお金の勉強は?
    まずお金とはなにかというところから、楽しく学びましょう。最初はおみせやさんごっこで単純なお金の動きを学び、お小遣いの管理にステップアップしていくことがおすすめです。

  2. 中学生・高校生がしておきたいお金の勉強は?
    現金だけでなく、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済の種類や特徴と、お金に関するトラブルについても学びましょう。

  3. 30、40代がしておきたいお金の勉強は?
    ライフスタイルに合ったお金の勉強が求められます。ライフプランに変化がない人でも、20代のうちになんとなく入ったままだった保険など、見直してみるとよいでしょう。

  4. 50、60代がしておきたいお金の勉強は?
    終活に向けたお金の勉強をしていきましょう。相続税を節約するための定番として生前贈与を考えておくこともおすすめです。

  5. お金の勉強からの実践例は?
    ネット銀行の利用、つみたてNISA、株式購入、iDeCo、ふるさと納税、保険の見直しなどにチャレンジするのがおすすめです。

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