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効率的な貯金の仕方のポイントとは?支出と収入の金額把握のコツや上手な節約方法も紹介

楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2022年4月7日 10時0分

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効率的な貯金の仕方のポイントとは?支出と収入の金額把握のコツや上手な節約方法も紹介

この記事では貯金のコツや、おすすめの節約法を紹介しています。いつも「なんとなく」「とりあえず」といった気持ちで買い物をしている人は貯金が増えません。普段の行動を見直して、貯金体質を目指しましょう。

貯金をするためにまず把握することは

貯金をするためにまず把握することは

貯金をするためにまずやるべきことは、現在の家計状況をきちんと把握することです。具体的には「資産と負債の状況」と「収支の状況」を洗い出します。

 

・資産と負債の状況を把握する
資産と負債の状況は持っている現金や預金の残高、クレジットカードの利用残高などを調べることでわかります。以下のような情報を手元に集めて、リストアップしてみましょう。わからないものがあれば、おおよその金額でも構いません。

 

【資産】
・手元にある現金の残高
・銀行口座の数とそれぞれの残高
・電子マネー、交通系ICカードの枚数とそれぞれの残高

 

【負債】
・クレジットカードの枚数とそれぞれの利用残高(次回以降引き落とされる予定の金額)
・ローンや借金の残高

 

クレジットカードの利用残高や電子マネーの残高は、最近はネットやアプリから閲覧できるものも多いです。

 

すべてが出揃ったら、資産と負債の合計を比べます。もし資産より負債のほうが多ければ、今持っているお金よりも今後出ていくお金のほうが多いということなので、早めの対策が必要です。

 

・収支の状況を把握する
次に収支の状況を把握します。家計簿をつけて1カ月の収入と支出を比べ、赤字が続いていないかを確認します。

 

家計簿をつけるのが面倒な場合は、お店でもらうレシートをすべて取っておいて1カ月分の金額を合計するだけでも構いません。まずは何に使ったかよりも、どれだけ使ったかの総額を把握することが重要です。

 

銀行口座やクレジットカード、電子マネーの支払いであれば履歴が残るので、お金の動きをより簡単に把握できます。とにかく、一度1カ月分の支払い履歴をすべて集めて合計してみましょう。

 

貯金をしていくためには「収入>支出」の状態を作る必要がありますが、1カ月の収支が「収入<支出」の状態が続いている人は、日々のお金の使い方に見直しが必要です。

貯金ができない人の特徴は?

貯金ができない人の特徴は?

貯金ができない人には、以下のような特徴があります。

 

・「特売」「セール」「期間限定」という言葉に弱い
・何気なくふらっとコンビニやスーパーに寄る癖がある
・「安いからとりあえず買っておこう」が多い
・買い切りよりもサブスクリプション型のサービスを選ぶことが多い

 

共通するのは「なんとなく」「とりあえず」という気持ちで買い物をしていることです。

 

「安いから」「期間限定だから」という理由で衝動買いをするということは、周りの情報に流されて財布の紐をゆるめてしまっている状態です。自分の考えや意志をしっかり持った買い物ではないことの現れでもあります。

 

一方、貯金ができる人は買い物をするときに「これは本当に必要か?」「出す金額に見合う価値があるか?」「本当に今買わなければいけないのか?」などを自分の頭で考える癖がついています。つまり、目の前の情報や一時の欲だけに流されず、主体性を持って買い物をしている、ということです。

 

この「主体性を持つ」ということが、貯金を続けていくうえではとても大切です。家計簿や節約術の実践といったテクニックも大事ですが、それ以前に心にとめておきたい姿勢と言えるでしょう。

いくら貯金したいか目標額を決めよう

いくら貯金したいか目標額を決めよう

現状を把握したら、改善に取りかかる前にもうひとつ考えてほしいことがあります。それは目標を決めることです。

 

ただ漠然と貯金や節約をするのではなく「いつまでにいくら貯める」という目標を決めるとより効果的です。

 

ポイントは、金額と期間を設定すること。例えば、

・2年後に引っ越しをするために50万円貯める→月に約2万円の貯金
・留学するために3年間で300万円貯める→月に約8.3万円の貯金

 

といったように貯めたい金額とともに具体的な期限を設けます。すると1カ月あたりに必要な貯金額を割り出すことができるので、貯金の計画を立てやすくなります。

 

この作業のもうひとつのメリットは、その貯金計画が無理のないものか見極められることです。

 

仮に自分の月収の半分以上を貯金に回さないといけないとなると、継続は難しい可能性が高いでしょう。あまりにも厳しい目標に向かって頑張っても、途中で挫折してしまうので、少し背伸びする程度の目標にとどめておくのがコツです。

貯金をするための節約方法は?

貯金をするための節約方法は?

ここからは、実際に貯金をしていくにあたって見直したい節約ポイントをご紹介します。

 

・固定費の見直しをする
節約をしたいと思ったら、まずは固定費の見直しから始めましょう。

 

主な固定費には以下のようなものがあります。

・通信費
・光熱費
・家賃
・保険料
・サブスクリプションサービス

 

それぞれ契約プランを見直したり、格安スマホに乗り換えたり、使っていないサービスを解約したりといった方法で節約ができます。

 

最初の手続きこそ少し面倒ですが、1回見直すと、その後も節約効果はずっと続くので、長期でみれば大きな金額になります。例えば1カ月で固定費を2,000円削減できれば、それだけで年間2万4,000円も支払いを浮かせることができるということになります。

 

費用対効果がとても大きいので、貯金をしたいなら固定費の見直しはぜひ取り組んでみましょう。

 

・コンビニや自動販売機の利用頻度を見直す
コンビニや自動販売機は手軽に食べ物や飲み物が買えるというメリットがありますが、便利な分、スーパーに比べて商品の値段が少し高めです。

 

職場の自動販売機で飲み物を買ったり、仕事帰りにコンビニに立ち寄ったりするのが日課になっている方も多いと思いますが、1回は小さな出費でも毎日続けば思ったよりも大きな金額になります。

 

特にコンビニはお菓子やデザートといった魅力的な商品が多く並び「ついで買い」が起きやすい場所でもあります。ついでだからこれも買っておこう、と自分の当初の目的になかったものまで買ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

欲しくなったらその都度買いに行くのではなく、マイボトルを持ち歩く、安いときにまとめ買いしておいたものを家から持参するといった方法で、買い物の頻度を減らしてみるのもおすすめです。

 

・控除を活用して税金を減らす
税金を節約することは、結果として手取り収入を増やすことにつながります。税金負担を減らす方法として考えられるのが、所得控除制度の利用です。控除を利用すると、税金計算のもととなる課税所得が下がり、負担すべき税額が少なくなります。

 

会社員の場合は所得税や住民税があらかじめ天引きされていますが、控除を申請すれば払いすぎた税金が戻ってくるでしょう。

 

以下に自分で申請できる代表的な控除の制度をご紹介します。

 

(1)医療費控除
1年間で支払った医療費が10万円(所得が200万円以下の人は所得の5%)を超えた場合、超えた分の金額を所得から控除できる制度です。ただし保険金や補助金を受け取っている場合はそれらを除いて計算します。

(2)セルフメディケーション税制
ドラッグストアなどで購入したセルフメディケーション税制対象医薬品の合計が1年間で1万2,000円を超えた場合、超えた分を上限8万8,000円まで所得から控除できる制度です。

 

医療費控除との併用はできないので、利用する場合はどちらかを選ぶ必要があります。

(3)個人型確定拠出年金(iDeCo)
個人型確定拠出年金(iDeCo)は、老後の資金を準備するための私的年金のひとつです。自分で運用方法を選んで掛金を運用し、老後にその利益と掛金の合計額を受け取ることができます。

 

iDeCoで支払った掛金は全額控除できるほか、iDeCoで運用して得た利益や受け取るお金には税金がかかりません。節税しながら老後資金を準備できる制度として近年人気となっています。

 

ただし、iDeCoで拠出した掛金は原則60歳になるまで引き出すことができません。活用する場合は老後の資金準備に目的を限定し、現在の生活に支障がない範囲で掛金を設定するのがよいでしょう。

(4)ふるさと納税(寄付金控除)
自分で選んだ地方自治体に寄付をすることで、寄付をした金額から2,000円を除いた金額を所得から控除することができる制度です。(一定の上限があります。)また、地方自治体から返礼品を受け取ることもできます。

 

寄付なので手元からお金は出ていく形になりますが、お米や洗剤など普段使うものを返礼品として受け取ることもできるので、実質的に節約になるでしょう。

無理なく貯金を増やす方法は

無理なく貯金を増やす方法は

貯金を続けていくためには節約をするのはもちろんですが、無理なく貯金を増やしていく仕組み作りをしていくことも大切です。

 

・用途別に銀行口座を分ける
銀行口座は複数作って用途別に使い分けましょう。ひとつしか口座を持っていないと、入っているお金をつい使ってしまう可能性が高くなります。そのうえ頻繁にお金を出し入れするため、結局いくら貯金ができたのかがわかりにくくなってしまいます。

 

普段の生活費を入れておく口座と貯蓄用の口座は分けて管理し、貯蓄用口座のお金には簡単に手をつけないようにするのがおすすめです。

 

・自動積立を利用して先取り貯金をする
貯金の基本は、手元にお金が入ったら使ってしまう前に見えないところに預けてしまう先取り貯金をすることです。

 

銀行などには毎月一定額を自動で貯蓄用の口座に振り替えてくれるサービスがあるので、これを利用して先取り貯金をしましょう。振替日を給料日と同じ日に設定して、給料が振り込まれたら即座に一定額を貯蓄用の口座に移動するようにしてしまえば、天引きされる形で確実にお金が貯まっていきます。

 

ただし、収入に比べて無理な金額を設定してしまうと、生活が回らなくなりせっかく貯まった貯蓄用のお金に手を出してしまうことになりかねません。金額は現実的に設定しましょう。

 

・つみたてNISAを活用する
より利回りを求めたいなら、先取り貯金をつみたてNISAで行うという手段もあります。

 

低金利が続く大手銀行で預金するよりも、つみたてNISAで投資を行うことで、高い利回りが狙える可能性があるうえ、つみたてNISAの運用で得た利益には税金がかかりません。毎月一定金額を積み立てていけば、貯金の効率を上げることにもつながります。

 

ただし投資である以上、つみたてNISAには元本割れのリスクがあり、損失が出る場合もあります。ある程度貯金が進み、生活に余裕が出てきてから少額でチャレンジを始めるのがおすすめです。

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また、給与の受け取りや振込をすると楽天ポイントをもらうことも可能です。貯金や節約を頑張りたい方はぜひ口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。

このテーマに関する気になるポイント!

  1. 効率的に貯金をするためにまずやるべきことは?
    現在の家計状況を把握することです。家計簿や銀行の通帳、クレジットカードの履歴などから1カ月の収支を洗い出しましょう。

  2. 貯金ができない人の特徴は?
    「セールや期間限定という言葉に弱い」「とりあえず、なんとなく、といった気持ちで買うものを増やしてしまう」といったことが挙げられます。

  3. 貯金をするためのおすすめの節約方法は?
    固定費を見直す、コンビニや自動販売機の利用頻度を減らす、所得控除を活用して税金を減らす、といった方法があります。

  4. 無理なく貯金を増やしていくためにはどうすればいい?
    貯蓄用の口座を作り、お金を使ってしまう前に先取り貯金をするのがおすすめです。

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