アンチエイジングとは|お肌によい食べ物や化粧品の選び方などわかりやすく解説
楽天お金の総合案内 みんなのマネ活 / 2022年7月12日 10時0分
アンチエイジングとは|お肌によい食べ物や化粧品の選び方などわかりやすく解説
最近お肌のハリが気になる、シミやそばかすが増えてきた…。こういった悩みを持っている人の中には、アンチエイジングが気になる人もいるでしょう。ドラッグストアなどでもアンチエイジング関連商品のコーナーがあるなど、手軽に肌のケアができるようになってきています。 しかし、アンチエイジングとはそもそもどのようなものをいうのか、どのような方法が効果的なのかよくわからないこともあるでしょう。そこでここでは、アンチエイジングについてわかりやすく解説するとともに、おすすめの食材や今日からできるアンチエイジング生活のポイントを紹介します。
アンチエイジングとは
そもそもアンチエイジングとはどのようなことをいうのでしょうか。アンチが「反対」や「抵抗」、エイジングが「老化」「加齢」を意味していることから、アンチエイジングには「抗老化」や「抗加齢」という意味があります。
「いつまでも若々しくいたい」、「少しでも若く見られたい」といった願いは、程度の差こそあれ、年齢性別を問わず多くの人が持っているものでしょう。そこで生まれたのが「アンチエイジング」という概念です。加齢を止めることはできませんが、老化スピードをゆるやかにしたり、症状を軽くしたりするための対策を取ることはできます。それがアンチエイジングの目的です。
・アンチエイジングにはふたつの分野がある
アンチエイジングと聞くと、美容関係のイメージが強いですが、実は健康や医療分野でも重要な役目を果たしています。
【アンチエイジング美容】
アンチエイジング美容は、お肌や髪の毛の老化スピードを遅くしできるだけ若々しい状態を保つためにするケアのことをいいます。ただし、あくまでも加齢による劣化を遅らせるだけなので、その変化はゆるやかで、美容整形のような劇的な変化をもたらすものではありません。
例えば、お肌にしわやたるみができたり、髪の毛の質が変化したりすることなどは、加齢現象のひとつです。そういった現象をスキンケアや食事、運動などでケアしていくことを目的としています。
【アンチエイジング医学】
アンチエイジング医学は、生活習慣を見直し改善することで健康な人がより健康になることを目指す医学のことをいいます。老化メカニズムを解明し、臓器のアンバランスな老化を予防・治療することが目的のひとつです。
医学というと病気やケガの治療がメインと考えられがちですが、アンチエイジング医学に基づく医療を受けることで、病気になる前にそのリスクを軽減する効果も期待されます。日本は世界的に見ても長寿国です。高齢期を元気に過ごすという希望を叶えられる可能性のある実践的な医療になっています。
アンチエイジングにNGな生活習慣
アンチエイジングを心がける際には、どのような生活習慣が老化を早めてしまうのかを知ることが大切です。現在の自分の生活が当てはまっていないか、ひとつずつ確認していきましょう。
・朝食を抜くことが多い
朝はどうしても忙しく朝食を取る時間がない人も多いでしょう。また、ダイエットのために朝食を抜いている人もいるかもしれません。
しかし、朝食を食べない人は、老化を早めてしまっている可能性があります。朝食を抜くと、夕食から翌日の昼食までまとまったエネルギーが体内に入ってこない状態になります。空腹の時間が長く続くため、やっと体内に食べ物が入ってきたときに、体はエネルギーを必死で蓄えようとし、脂肪を溜め込みやすくなるのです。
また、血糖値が急激に上昇(食後高血糖)し、その後インスリンが大量に分泌されることで血管に大きな負担がかかってしまうことも。その結果、糖尿病や心筋梗塞、脳卒中などにかかるリスクも高くなります。
・炭水化物をたくさん食べる
ごはんやパスタ、うどんのように炭水化物を多く含む食べ物を取りすぎると、成長ホルモンの分泌が抑制され、老化を早める原因となるといわれています。成長ホルモンには、新陳代謝を促す作用があるので、分泌量が減ると女性ホルモンのバランスが乱れる原因になることも。その結果、しわや吹き出物、肌荒れなどの症状が出やすくなり、実年齢よりも老けて見えてしまいます。
さらに、筋肉量が低下し疲れやすくなったり骨が弱くなったりすることもあるため、生き生きとした毎日を過ごすためには成長ホルモンの分泌が欠かせないことがわかります。
・就寝前のスマートフォンが欠かせない
就寝前にスマートフォンを欠かさずチェックしている人は老化を早めているかもしれません。人間の体には体内時計という機能が備わっており、一日の体のリズムをコントロールしています。
体内時計の機能は一つひとつの細胞にも存在し、細胞が夜と判断するとコラーゲンの分泌量が多くなることがわかってきました。コラーゲンは皮膚の形成や潤い、ハリなどを高める効果がある成分です。コラーゲンが減少すると、骨粗しょう症や目の老化、動脈硬化などのリスクも高くなるため、いつまでも若々しさを保つには欠かせない成分といえます。
コラーゲンの分泌は年齢とともに減少していきますが、そこに体内時計の乱れが加わると老化に拍車をかけてしまいます。
アンチエイジングのための食べ物を選ぶポイント
アンチエイジングに効果のある食材を、毎日の食事から自然に取り入れられるのが理想です。老化防止に効果があるとされている食べ物を上手に献立に取り入れてみましょう。
・動物性たんぱく質:魚、肉、卵など
魚や肉、卵などには良質なたんぱく質やコラーゲンが多く含まれているため、積極的に摂取するよう心がけましょう。厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、健康な成人の1日に必要なたんぱく質量は、その人の運動量にもよりますが平均65グラム前後とされています。
・ビタミン・ミネラル:野菜、海藻、きのこなど
野菜や海藻、きのこなどに含まれるビタミンやミネラルもアンチエイジング効果が期待できる成分です。また、イモ類、海藻類、きのこ類には食物繊維も豊富なので老化を早める原因の1つである糖化の防止にも役立ちます。
厚生労働省は、生活習慣病を予防するため1日の野菜摂取量の目標を350gと定めています。しかし実際の摂取量は、男性で約290g、女性で約270gと男女ともに目標量には未達です。意識的に摂取を心がける必要があるでしょう。
なお、野菜は生よりも加熱した方がかさが減り、より多くの量を摂取できるうえに冷え防止になります。
・発酵食品 :ヨーグルト、みそなど
食材の中には、素材のまま食べるよりも発酵させることで抗酸化作用がアップするものがあります。発酵食品はアンチエイジング効果が期待できるため、ヨーグルトや納豆、キムチ、みそといった発酵食品を食事や間食にうまく取り入れたいものです。
また、発酵食品には整腸作用もあるため、便秘解消はもちろんのこと老廃物を排出する働きにより美肌効果も期待できます。なお、チーズやバターも発酵食品の仲間ですが、摂取しすぎると脂質や塩分の取りすぎになるため適量を心がけましょう。
・大豆イソフラボン:豆腐、大豆製品など
大豆イソフラボンは、美肌ホルモンともいわれている女性ホルモン「エストロゲン」と似た性質を持っており、肌や髪の潤いを守り若々しさをサポートする効果があります。コラーゲンを増やしたり新陳代謝を促進したりする働きがあるので、アンチエイジングには適した食品です。
ただし、取りすぎには注意が必要で、食品安全委員会は1日の摂取量の上限を70〜75mgとしています。過剰摂取が心配な場合は、納豆1パックや豆腐半丁(約110g)を目安として食事に取り入れてみましょう。
・植物性たんぱく質・ミネラル類:ナッツなど
ナッツ類はカロリーが高いというイメージがあり、食べることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、ナッツに含まれる脂質は「オメガ脂肪酸」で体によい脂質と考えられます。また、良質なたんぱく質を含んでいるため、しなやかな筋肉を維持するのに適しており、腹持ちもよいので間食にぴったりの食材です。
ナッツ類には、ほかにも、老化防止に役立つビタミンEや疲労回復に効果的なビタミンB1、炭水化物の代謝をサポートするナイアシンなども含まれています。摂取する量は、1日の間食200kcalが推奨されていることから、間食に取り入れる場合は25g程度を目安にするとよいでしょう。
アンチエイジングのための化粧品を選ぶポイント
アンチエイジングでは、お肌のケアも適切に続けていきたいもの。そこで、アンチエイジングのために化粧品を選ぶ際のポイントを紹介していきます。
・「なりたい肌」に合わせて保湿成分を選ぶ
理想の肌のイメージに合わせて、それぞれに適した保湿成分を選ぶことが大切です。例えば、潤いやみずみずしさを求めるならヒアルロン酸やグリセリンなどが豊富に含まれている化粧品を選ぶとよいでしょう。反対に、さっぱりと仕上げたい場合はBG(ブチレングリコール)やDPG(ジプロピレングリコール)といったさっぱりと保湿のできる成分が含まれているものがおすすめです。
・肌トラブルに効果のある成分が含まれているものを選ぶ
肌トラブルは一人ひとり悩みが異なるもの。肌のハリが気になる人は「ビタミンA誘導体」や「機能性ペプチド」などが含まれているものを、シミそばかすが気になる人は「ビタミンC誘導体」「トラネキサム酸」などが含まれているものを選ぶとよいでしょう。
敏感肌の人は、自分が刺激を受けやすい成分が入っていないかをしっかり確認するようにしましょう。
・内側から補うのもおすすめ
アンチエイジングは、美容液や化粧品でお手入れをすることが基本となりますが、サプリメントなどで内側から必要な成分を取り入れるのもおすすめです。肌の表面からだけでは取り入れづらい成分は、サプリメントで有効的に取り入れていきましょう。
今日からできるアンチエイジング生活
アンチエイジングは、日々の生活の中に取り入れて継続していくことが大切です。今日からできるアンチエイジング対策をまとめましたので、できるものから取り組んでみましょう。
・適度な運動
運動は、アンチエイジングにおいて重要な習慣のひとつで、生活習慣病の予防の効果が期待できます。有酸素運動やストレッチ、筋力アップなどスキマ時間を見つけて意識的に取り組みましょう。
・バランスのよい食事・水分補給
アンチエイジングに効果的な食材はすでに紹介しましたが、それらを積極的に食事に取り入れ、一日三食・腹八分目を心がけてバランスのよい食事を取りましょう。また、体が一定の水分量をキープできるよう水分補給も忘れずに。
・十分な睡眠
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、アンチエイジングに欠かせないホルモンです。十分な休養は毎日を生き生きと生活する源となるものなので、寝る前のスマートフォンは控えてゆったりと休養しましょう。
アンチエイジングで生き生きとした毎日を
アンチエイジングは、美容に関することだけでなく、生活習慣病の予防など現在健康な人がより健康になるためにも活用されています。アンチエイジングに役立つ食材を使ったバランスのよい食事や良質な睡眠、適度な運動を日々の生活の中に取り入れて、体の中から若々しさを保ちましょう。
アンチエイジングを心がけると、健康寿命が長くなるというメリットがあります。一方、高齢になっても元気に活動できるようになるため、その分、経済的な余裕も必要になります。預貯金を増やすのももちろんよいのですが、資産運用を活用することもひとつの方法です。
資産運用には証券会社選びがポイントのひとつになりますが、楽天証券では気軽にできるポイント投資や、NISA、iDeCoなどさまざまな投資スタイルが用意されています。ぜひ楽天証券で資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。
この記事に関連するニュース
-
老けるスピード3倍も!老化を早める体の酸化って?予防のための7つの習慣
ハルメク365 / 2024年4月25日 16時0分
-
あなたの腸に足りないのはどんな菌? 元気で若々しい人の腸に多い“5大長寿菌”とは
ananweb / 2024年4月6日 19時0分
-
若返り効果が最大限に!40・50代がすべきトマトの摂り方3つ
つやプラ / 2024年4月5日 12時0分
-
女性ホルモン減少の不調対策に!40・50代が意識すべき食事のポイント
つやプラ / 2024年3月29日 12時0分
-
「あの人いつまでも若作りよね」という人に限ってピンピン長生きする「聞けばその通り」の原因とは
OTONA SALONE / 2024年3月26日 21時1分
ランキング
-
1平均月23万円だが…〈初給与〉に心躍る大卒新入社員〈給与明細〉を見て愕然「天引き額が多すぎる!」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月25日 7時15分
-
2初期から老眼鏡をかけっぱなしにすると「老眼」が早く進む【一生見える目をつくる】
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年4月25日 9時26分
-
3「いつまでも結婚できない40代男性」の勘違い…高年収でも女性から選ばれない“深刻な原因”
日刊SPA! / 2024年4月25日 11時11分
-
4「健康食品は健康に悪い」という不都合な事実…紅麹サプリ問題で明確になった健康食品の恐ろしいリスク
プレジデントオンライン / 2024年4月25日 9時15分
-
5ビジネスシーンでの「方言」どう思う? 「標準語にすべき」「方言でも問題ない」意見真っ二つ! マナーコンサルタントの見解は
オトナンサー / 2024年4月25日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください