「顧客の時代はAI搭載クラウド連携で勝負」─ Salesforce XChangeキーノート

MarkeZine / 2017年5月19日 23時50分

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 米セールスフォース・ドットコムは米国時間5月16日から18日にかけてリテールマーケター向けのイベント「Salesforce XChange」をラスベガスで開催した。

 米セールスフォース・ドットコムは、リテールマーケター向けのイベント「Salesforce XChange」を開催した。2016年6月にデマンドウェアを買収後Salesforce Commerce Cloud(以下、コマースクラウド)が立ち上がってからもうすぐ1年。同イベントはデマンドウェアが開催していたイベントの後継イベントとなり、今年は約1,800名のブランド企業のEC担当者が来場。会場内には展示ブースはもちろん屋外でのネットワークキングパーティーなども催され、リテール分野におけるマーケティングの最新トレンドが共有される場となった。

 初日のスピーカーのトップバッターを務めたのはSalesforce Commerce Cloud CEOのジェフ・バーネット氏。モバイルの普及に加えAI、IoTの発展も見込まれる状況の中、生活者はテクノロジーに囲まれて日々を過ごすことが日常となった。企業はそういった現実を理解し時代に即した考え方や方法を取り入れ対応することが急務だ。同社は数年前から「The Age of the Customer(顧客の時代)」というメッセージを発信している。急速なスピードで変化する現状に対してバーネット氏は「自分はランナーだがランニング中もテクノロジーに囲まれているよ」と自身の生活体験を踏まえつつ次のように語った。

 「今まさにパラダイムシフトが起こっています。象徴的なのがモバイルファーストの時代になっていることでしょう。予想を超える変化に対して企業は迅速に対応し、時代に合わせた顧客との関係構築を行なっていかなければなりません。それを実現するためにはテクノロジーが不可欠です」
Salesforce Commerce Cloud CEO ジェフ・バーネット氏

 コマースクラウド自体も時代の変化を見据えたアップデートが進められている。その中でも特に注目なのがセールスフォース・ドットコムが提供するAI「アインシュタイン」が、コマースクラウド含め各クラウドサービスにデフォルトで組み込まれていくことだ。さらに顧客接点の複雑化が進む中包括的なカスタマージャーニーを設計する手立てとして、顧客中心の考え方に立ちその上で各クラウドサービスを連携させる手法をバーネット氏は紹介。それによって部分的ではなく、包括的なカスタマージャーニーが設計できるというわけだ。

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