よりよい顧客体験のカギは「パーソナライズ」 効率的に成果を出すための新機能【MCX2019レポート】

MarkeZine / 2019年4月9日 7時0分

 米国時間2019年3月19日~21日、米オラクルは「Modern Customer Experience 2019」を開催。同社はイベントを通してリアルタイムな顧客体験の重要性を説き、それを実現するための様々な製品アップデートを各セッションで共有した。本稿では、主にBtoCマーケティングの領域における同社製品のアップデート情報と事例を3つのセッションのハイライトでお届けする。

■BtoC特化MA「Responsys」に新機能

 オラクル社が提供するマーケティング製品は、CX Cloudと総称され、その中にMarketing CloudやCommerce Cloud、Engagement Cloud(旧Sales Cloud)、Service Cloudと呼ばれる製品群が存在する。Marketing CloudとSalesCloudを横断する製品としてBtoB特化のMA「Eloqua」があり、同じくMarketing Cloudに含まれBtoCに特化しているMAが本稿で紹介する「Responsys」である。また分析/ビジュアライズなどを行う「Infinity」や、初日のキーノートで発表された顧客データプラットフォーム「CX Unity」はCX Cloud全体と統合されている。

 「The Customer Experience Is Your Competitive Weapon(顧客体験はあなたの競争の武器になる)」と題したBtoCマーケティングのジェネラルセッションでは、BtoC領域のVPであるTony Castiglioni氏が登壇。Oracle Marketing Cloudとして「Connected Data」「Connected Intelligence」「Connected Experience」という3つの戦略を発表し、「Responsys」のアップデートについて共有した。
米オラクル社 Tony Castiglioni氏(VP, Product Management, B2C)

 「ある調査によると企業のマーケティング組織の実に51%が20以上のツールに依存している」とTony氏。チャネルによって異なるツールを使用することによってデータが散在してしまっていることに警鐘を鳴らした。Tony氏は、マーケターとして成功を収めるために重要な最初のステップが「データファーストなアプローチ」であると述べた。そうすれば、競合より顧客への理解を深め、すべてのチャネルで一貫性のあるコミュニケーションをとることができ、より顧客に関連性の高い経験を提供することができるというわけだ。

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