薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では23日朝にかけて大雨のおそれ

MBC

薩摩地方では、22日夕方にかけて低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に、22日夜遅くにかけて土砂災害に警戒が必要です。

鹿児島地方気象台によりますと、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、大気の状態が非常に不安定となっています。

このため、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、23日朝にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、23日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。

国や県の雨量計では、22日はこれまでに、阿久根市で1時間に71ミリ、伊佐市で67ミリ、さつま町で65ミリの非常に激しい雨を観測しました。現在、阿久根市に大雨洪水警報、薩摩川内市、薩摩川内市甑島と伊佐市に大雨警報が発表されています。

22日予想される1時間雨量は多い所で、薩摩、大隅地方で60ミリ、種子島・屋久島地方で40ミリです。23日正午までに予想される24時間雨量は多い所で、種子島・屋久島地方で150ミリ、薩摩、大隅地方で120ミリです。

気象台は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を、落雷、竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。