薩摩、大隅、種子・屋久では２３日にかけて土砂災害・浸水・増水に十分注意を 鹿児島

薩摩、大隅地方では23日夕方にかけて、種子島・屋久島地方では23日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意が必要です。また薩摩、大隅地方では23日昼前にかけて、種子島・屋久島地方では23日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

三陸沖にある低気圧からのびる前線が、九州南部付近まで南下しており、23日は種子島・屋久島地方付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では大気の状態が非常に不安定となっています。

このため薩摩、大隅地方では、23日朝にかけて局地的に雷を伴った激しい雨、種子島・屋久島地方では、23日夕方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また薩摩、大隅地方では23日昼前にかけて、種子島・屋久島地方では23日夜遅くにかけて、局地的に積乱雲が発達し落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。

21日午前8時の降り始めから22日午後8時までの総雨量は、甑島で197ミリ、さつま町で166ミリ、伊佐市で152ミリ、阿久根で143ミリです。

23日午後6時までに予想される24時間雨量は多い所で、薩摩、大隅地方で100ミリ種子島・屋久島地方で150ミリです。

気象庁は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。