種子屋久高速船事故 原因は「逆噴射ができなかった可能性」か 出港前は船体に異常なし

MBC

種子島の西之表港で種子屋久高速船が岸壁に衝突した事故で、種子屋久高速船は、減速するときに使用する「逆噴射ができなかった可能性もある」として調べています。

この事故は、23日、屋久島の安房港を出港した種子屋久高速船が、西之表港に着岸する際岸壁に衝突したもので、乗客乗員133人にけがはありませんでした。

種子屋久高速船によりますと、「減速時に使用する逆噴射ができなかった可能性もある」として、人為的ミスか機械的なトラブルか調べを進めています。出港前の点検では、船体に異常はなかったということです。

種子島海上保安署も事故原因の調べを進めていて、西之表港では、2日経った25日も船が係留されたままとなっています。