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斎藤知事「心の中と問いながら考えていきたい」 全議員賛成で可決された不信任決議案 専門家は「リーダーシップを勘違いしている」と指摘

MBSニュース / 2024年9月20日 18時15分

斎藤知事「心の中と問いながら考えていきたい」 全議員賛成で可決された不信任決議案 専門家は「リーダーシップを勘違いしている」と指摘

 9月19日午前、不信任案が提出される県議会を前に、報道陣に頭を下げ、登庁した斎藤元彦知事。記者の質問に対し…

 (兵庫県 斎藤元彦知事)「(Q議会で不信任案提出・可決の見通しだが?)仮に成立した場合には法律の規定に沿って、自分としてどのような判断をしていくべきかということを、様々な選択肢を考えていく。私の思いは、しっかり改革を進めていく。3年前に県民の負託をいただきましたので、4年間しっかりやってほしいということでしたから、それをやりたいという思いです」

 そして19日午前11時、本会議が始まりました。

 (斎藤元彦知事)「私の言動や県の対応に対して厳しいご指摘をいただいております。多くの県民のみなさまにご心配をおかけしていること、改めて心よりお詫び申し上げます」

 冒頭に一連の問題で県政を混乱させたことを謝罪。そして、19日午後4時すぎ、不信任決議案が提出。賛成・反対は、記名投票で行われました。議員ひとりひとりが、賛成は白、反対は青の票を投じますが、知事の目の前で不信任決議案に賛成する白票が積まれました。

 (議長)「投票総数86票、白票86票、青票0票。よって斎藤元彦兵庫県知事に対する不信任決議案は可決されました」

 可決された直後、斎藤知事は議会に対し、深々と一礼しました。

 (斎藤元彦知事)「改めて県民のみなさま、すべてのみなさまに、こういった状況になっていることについては、結果的に心配や不信も抱かせてしまっていることになっていますし、本当に心から申し訳ないという思いでいます」

 その上で、今後の対応については…

 (斎藤元彦知事)「私にとっても重い状況をある意味示されたということになっていますので、やはりしっかり考えることが大事だと思います。自分自身の心の中と問いながら考えていきたい」

 明確な回答を避け、「しっかり考える」と繰り返しました。

 地方自治の専門家は斎藤知事の「リーダーとしての資質」に問題を感じたといいます。

 (大正大学 江藤俊昭教授)「彼自身『リーダーシップ』を勘違いされていると思います。(リーダーとは)『自分だけで正しいことをやる』わけじゃなくて、やっぱりコミュニケーション能力がすごく大事です。それは県民とのコミュニケーション、それから職員とのコミュニケーション、そしていい意味では議会や会派とのコミュニケーションですね。これが欠落している」

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