貴景勝が力士を目指すキッカケとなった相撲大会開催 子どもたちは引退に「さびしい」「もうちょっとやってほしかった」 兵庫・西宮市

　現役を引退した大相撲の元大関・貴景勝（２８）の地元である兵庫県で、９月２３日、相撲大会が開催されました。

　西宮市にある「越木岩神社」で開催された、毎年恒例の相撲大会。幼稚園児から大人までの約１００人が出場しました。

　実は、貴景勝は小学３年生のころ、この大会で初めて相撲をとり、そのことが力士を目指すキッカケになったのです。偉大な先輩の引退に子どもたちは…

　（小学４年生）「まだ若いのに辞めちゃうってさびしいなって」
　（小学１年生）「休場してた時も見たい見たいと思ってたから…」
　（小学５年生）「（Ｑどんなところがあこがれですか？）あんな大きい相手に押し出しで勝てるってすごいじゃないですか」
　（小学６年生）「（Ｑ将来は誰を目指しますか？）やっぱり貴景勝ですね」
　（貴景勝の母校・報徳学園の中学３年生）「まだ若いのでもうちょっとやってほしかったなっていう気持ちはあります」

　宮司の飯森良光さんは、貴景勝について、今後は親方となっていい力士を育ててほしいと期待します。

　（宮司　飯森良光さん）「小さいながらもしっかりとした体つきで、勝ちたいという気持ちがあふれているような相撲をとられていた記憶があります。けがもたくさんされてきていますから、その（分）力士のことを思いやって、いい力士たちを育てるような素晴らしい親方になっていただきたいと思います」