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徳島の“産業の柱”になるか!?スマホ・EVなどの部品『蓄電池』 関連産業が集中する関西圏から近く「企業立地としてかなり優れている」

MBSニュース / 2024年9月25日 17時55分

徳島の“産業の柱”になるか!?スマホ・EVなどの部品『蓄電池』 関連産業が集中する関西圏から近く「企業立地としてかなり優れている」

 電気自動車に欠かせない“あるモノ”に、国も自治体も注目しています。

 先週、電機メーカーのシャープが公開したEV=電気自動車。名前は「LDK+」。後部座席が180度回転し、リビングのように楽しむことができます。

 今、EVの部品として使われている“あるモノ”に注目が集まっています。それが、『蓄電池』。電気をためる蓄電池は、EVはもちろん、ノートパソコンやスマートフォンなど幅広い製品に使われています。

 先週、大阪府池田市の産業技術総合研究所に、高校生が蓄電池作りの実習に訪れました。粉末の黒鉛をペースト状になるまで入念に混ぜ合わせ、銅箔に塗って蓄電池の電気を貯める部分=極板を作ります。高校生たちがどこから来たのかというと…

 (実習に参加した高校生)「徳島県の阿南光高校から来ました」

 徳島県からバスで片道3時間以上かけて、蓄電池を学びに来ていたのです。実は、徳島県は蓄電池関連の製造業の出荷額が国内4位。県は蓄電池を新たな産業の柱にしようと、今年度から高校生を対象とした人材育成や企業誘致などに力を入れています。

 (徳島県経済産業部 相田周哉さん)「蓄電池関連産業は主に関西圏に集積していて、企業立地として徳島県はかなり優れていると考えています」

 国も蓄電池産業を推し進めていて、今後、より広がりを見せると話します。

 (産総研・電池システム研究グループ 妹尾博研究グループ長)「電気自動車用のバッテリーをたくさん作るというところに、経済産業省を中心に研究開発の投資がなされている。目標は今の電池のコストの2分の1にしたい」

 徳島県は“蓄電池の街”になれるのか。今後に期待です。

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