「空飛ぶクルマ」全陣営が一般客を乗せる“商用運航”を見送り 会場周辺でのデモフライトを目指す

　万博の目玉の１つ「空飛ぶクルマ」。４陣営全てが“商用運航”を見送りです。

　協会関係者によりますと、大阪・関西万博で空飛ぶクルマを運航する４陣営全てが、来場者など一般客を乗せる商用運航ではなく、会場周辺での「デモフライト」を提案したということです。

　運航事業者の１社だったＪＡＬは、住友商事との共同出資で今年６月に設立したソラクルに事業を承継し、使用機体もドイツのボロコプターのものからアメリカのアーチャー・アビエーションのものに変更するということです。

　ＡＮＡ陣営は会場内ポートで発着し周辺を飛行、他の３陣営は２地点間運航を目指しており、今後詳細な飛行ルートを検討するとしています。