「屋根に穴があいている」不要な工事持ちかける“点検商法”で８８０万円を詐取疑い…リフォーム会社社長ら３人逮捕 被害者は２００人以上か

　屋根などの点検を装い、不要な工事を持ちかける「点検商法」。リフォーム会社社長らを逮捕です。

　詐欺などの疑いで逮捕されたのは大阪市中央区のリフォーム会社「新日立建託」の社長、西村元貴容疑者（２７）ら３人です。

　西村容疑者らは今年１０月、京都市内の男女３人の家を訪れ、期間内であれば契約が解除できる「クーリングオフ」について故意に説明しないまま、「屋根に穴があいている」などと言って、工事代金として計約８８０万円をだまし取った疑いなどがもたれています。

　警察によりますと、西村容疑者はＳＮＳで「稼げるバイト」などとうたって、「点検商法」を担う従業員を募集していたということです。

　被害者は２００人以上で、少なくとも２億８０００万円を売り上げていたとみられています。

　取り調べに対して西村容疑者は黙秘しているということです。