実は医者でも誤解してる?人体に関する身近な迷信7つ【後編】

Menjoy / 2012年2月3日 12時0分

前回は、アメリカの科学ニュースサイト『LiveScience』の記事をもとに、人体に関する7つの迷信のうち、まずは3つをお届けしました。今回は残りの4つです。

 

■4:脳は10%しか活動していない

アインシュタインのような科学者からジェリー・セインフィールドのようなコメディアンに至るまで、この種の言説を非常に好みます。

しかし、MRIやPETで脳をスキャンしても、休眠状態にある脳の部位など見当たりません。ニューロンや細胞まで綿密に調べあげてもです。脳細胞がどのように反応するのか研究した結果、活動していない部位がないということがわかっています。

インディアナ大学のアーロン・キャロル氏によれば、脳に関する迷信は、おそらく1900年代に自己啓発ブームの仕掛け人たちによってもたらされたのではないかとのこと。仕掛け人たちは人々に自分の能力を発揮しきれていないと思わせたかったのです。

しかし、脳以外の身体の機関がフル活動しているのに、脳だけが休眠状態にあるなんて整合性がないと言わざるをえません。

 

■5:暗いところで読書すると視力が落ちる

研究者によれば、暗いところで本を読むと視力が落ちるというのは迷信で、実は根拠がないとのこと。たしかに、目の筋肉が緊張することによって、一時的に視力が落ちることはあるそうですが、そのあとに目を休めれば回復させることができます。

 

■6:七面鳥を食べると眠くなる

アメリカでは感謝祭やクリスマスなどお祝い事には欠かせない七面鳥。この七面鳥を食べると眠くなるという迷信があります。というのも、七面鳥に含まれるトリプトファンという成分が眠気を誘う作用があるからです。

しかし、実はトリプトファンは七面鳥だけではなく、鶏や牛にも同じくらい含まれています。七面鳥は祝日にアルコールと一緒に食べることが多いので、それで眠くなるのかもしれません。

 

■7:病院での携帯電話の使用は危険

病院で携帯電話を使用したために死に至ったというケースはありません。また、もう少し軽い障害についても、そのほとんどは携帯電話が原因とは限らないことが研究でわかっています。

実は、携帯電話によって誤作動を起こすのは医療機器のたった4パーセント。しかも3フィート(約91センチ)以内で使用した場合に限ります。

さらに、最近の研究で75の治療室において300種類の実験を行った際には、全く障害が起こらなかったとのこと。それどころか、医師が携帯電話で密に連絡をとりあうことで、医療ミスを減らすことができるのです。

病院での携帯電話の使用について、インディアナ大学のレイチェル・ブリーマン氏はこう語ります。

「こうした研究結果を医師に伝えると、はじめは不信感をあらわにするものです。しかし、じっくりと医学的根拠を示すにつれて、彼らも“病院で携帯電話を使用するのは危険”というのは迷信であると受け入れてくれるようになります」

 

以上、2回にわたって人体に関する7つの迷信をお届けしましたが、あなたの勘違いはいくつありましたか? 今後の研究の進展により、迷信がさらに解明されることに期待しましょう!

 

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【参考】

Countdown: 7 Medical Myths Even Doctors Believe – Untrue Medical Myths & Common Medical Misconceptions – LiveScience

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