人は「話し合い大事」と知りながら実際できない生き物!?

Menjoy / 2012年2月25日 14時0分

恋愛が上手くいかない原因はなんでしょう。

ひとつには、恋人がおもう好ましい行動や好ましくない行動が理解できず、おこなってしまうことがあります。

 

■理想と現実のギャップ

筑波大学大学院の相羽の調査によると、男女とも交際にいたる前では、異性からみて好ましい行動と好ましくない行動が正しく理解できており、実際にそのように行動できていることがわかりました。

しかしながら、交際中にふたりの関係に対して不安を感じたり、別れ話になったときなどの関係を修復しようとしたりするときには、好ましくない行動であるとわかっていながら、実際にはおこなってしまっていることがわかりました。

具体的には、ふたりの関係に対して不安に思ったとき、理想は誠実に話し合うと考えているものの、実際はひとりで悩んで考えてしまうのです。

また、関係を修復したいと思ったときも、理想は誠実に話し合うと考えているものの、実際は一方的に別れたい理由を聞くということが多いようです。

 

■どうして理想と現実にずれが生じるのか

相羽は、理想と現実のズレに対して“社会的スキル”や“異性関係スキルに注目しました。

社会的スキルとは日常生活のなかで遭遇した問題に自分自身の力で創造的に解決できる能力であり、異性関係スキルとは異性との人間関係を円滑にすすめていくための能力のことです。

そして、社会的スキルや異性関係スキルが高いほど、理想と現実にギャップがないことがわかりました。

 

仕事か何かで問題がおこったときに、原因は何か、どうすれば解決できるかをお互いに考えることは大事です。

その意味で、恋人同士の間でおこった問題に対して誠実に話し合うという解決手段はよく似ています。

ふたりのことなのに、ひとりで悩んでも問題は深刻化するばかりです。

恋愛は、ふたりのあいだで成立する親密な人間関係なんです。

嫌われたくないから、離れたくないからと、冷静ではいられず自分の思いが強くなってしまいますが、かえって逆効果。

悩んだときこそ、お互いに話し合うということが大切なんです。

 

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【参考】

※ 相羽美幸(2009)『恋愛における問題状況での理想の行動と実際の行動』 日本社会心理学会2009年度第50回大会

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