実は誤解だらけ?男女差に関する7つの通説を科学で検証【後編】

Menjoy / 2012年2月29日 13時30分

男性の方が運転上手で、お酒をたくさん飲む。一方、女性はおしゃべりが好きで、一度に複数の仕事をこなす“マルチタスク”が得意。

こういう男女の性差ネタ、よく聞きますよね。果たして、これらは本当なのでしょうか。はたまた、どんな科学的根拠があるのでしょうか?

アイルランドのニュースサイト『Independent』から、7つの男女の性差について科学的な理由に迫ります。

前編では、1:男性の方が車の運転が上手、2:女性の方が一度に複数の仕事が出来る“マルチタスク”、3:女性の高い言語能力の秘密、4:男性は都合のいいことしか覚えていない?、の4つをお伝えしました。

この後編では、5:男性は色を見分けられない、6:女性の方がにおいに敏感、7:男性の方がアルコールに強い、の3つについてお送りいたします。

 

■5:男性は色を見分けられない

「色づかいにセンスのある女性に比べて、男性はどうしてもイマイチだ」ということも、昔からよく言われています。これは、自然淘汰のなせるわざだとのことです。

ネクタイの色のセンスから、ずいぶん深刻な話題になってしまいましたが、米国メリーランド大学の研究によると、赤い色を見る遺伝子はX染色体にのみ存在するのだそうです。

ご存知のように人間の性染色体は、男性はXY、女性はXXです。男性の方がX染色体が少ないため、あらゆる種類の色彩を認知する能力に制限がかかっているというわけです。

太古の昔、男性は獲物を追うために空間把握能力が発達し、女性は果物や木の葉や昆虫を採集するために、色彩認知能力が発達したのだろうと、研究者は推測しています。

赤いベリー類のなかで、甘く美味なものと毒のあるものを区別する能力は、生存に関わる重要な能力です。この微細な差がわからなかった女性は、遺伝子を伝えることなく生存競争に敗れた可能性が高いことでしょう。

生き延びた女性は色を見分ける能力に長けていて、その結果、子孫の女性達は、男性よりも色についてうるさくなっているのかもしれません。

 

■6:女性の方がにおいに敏感

女性の方がにおいに敏感で、臭気感度テストでも常に男性を上回る結果を残しています。

実はこのことにも、科学的な根拠が存在します。嗅覚の敏感さは、エストロゲンという女性ホルモンと関係があります。

アメリカでの研究によると、嗅覚の識別能力テストで、男性よりもはるかに良い結果を出したのは、実は出産適齢の女性のみだということが判明しています。

 

■7:男性の方がアルコールに強い

女性の方が体格が小さいため、アルコールをたくさん飲めないと考える人が多いのですが、実は違います。本当の理由は、男女の身体で水分対脂肪比率が異なるからなのです。

男性の身体は水分が61%ですが、女性は52%です。ずいぶん差がありますね。これだけみても、体内に取り込める水分に違いがありそうです。

また、男性は肝臓酵素をより多く生成することが出来ます。このため、アルコールの影響を和らげたり、酔いを醒ますことに役立ったりします。女性の方がアルコールの影響を早く、そしてもろに受けるというわけです。

 

いかがでしたか?

“男女の性差”を科学的に見てみると、違いがあって当然と考えざるをえないことばかりですね。遺伝子や染色体のレベルで違うのであれば、色のセンスが悪くても、においに鈍感でも、それは仕方のないことです。

外交の達人・ヘンリー・キッシンジャーさえ「男女が戦うと勝者はいない」と言っています。違いを認めて、違いを楽しみましょう!

 

【男と女の違い】

男と女はやはり違う生き物だった!驚くべき「性格の違い」

こんなに差があるなんて…男と女の脳の大きな違い10個【1/3】

こんなに差があるなんて…男と女の脳の大きな違い10個【2/3】

こんなに差があるなんて…男と女の脳の大きな違い10個【3/3】

 

【参考】

The battle of the sexes – Love & Sex, Independent Woman – Independent.ie

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