誤解したままは超危険!睡眠に関するありえない迷信10個【3/3】

Menjoy / 2012年3月5日 14時0分

前回及び前々回の記事では、睡眠に関する迷信をあわせて7つ紹介してきました。

最終回の今回は、8:お年寄りの睡眠時間は短くてもよい、9:トレーニング次第で睡眠時間の短縮は可能、10:居眠りするのは怠け者の証拠、の3つを見ていきましょう。

 

■8:お年寄りの睡眠時間は短くてもよい

お年寄りは早朝に目が冴えるとよく言われますが、年をとるほど必要な睡眠時間が減るということなのでしょうか。

実は、成人に必要な睡眠時間は、年齢を経ても変わりません。必要な睡眠時間は変わらないのに、年をとるほどぐっすり眠れなくなってしまうのです。

睡眠学の専門家のローレンス・エプスタイン博士は、この点について以下のように説明しています。

「高齢になると、若い頃と同じ量の睡眠をとることが難しくなります。睡眠が細切れになったり、眠りが浅くなったり、何度も目が覚めてしまったりするのです」

いつも早起きのおじいちゃんを見ると、「毎朝きちんと起きられて羨ましいなあ」なんて思ってしまいますが、本当は寝たいのに眠れなくて辛い思いをしているのかもしれませんね。

 

■9:トレーニング次第で睡眠時間の短縮は可能

エジソンやナポレオンなど、歴史上の人物のなかには超短時間睡眠だったと伝えられている人がいます。

睡眠時間が短いからこそ、彼らは偉業をなしとげることができたのでしょうか? たとえば1日4時間睡眠で、残りの20時間を活用できるとしたら、なんだかすごいことができそうな気がしますよね。

ところが、残念ながら自分の最適な睡眠時間をコントロールすることは不可能であるとのこと。

「無理して睡眠時間を削っても、日中のパフォーマンスに悪影響を与えるだけです。睡眠不足の人ほど認知機能や瞬発力のテストの成績が悪くなることが研究でも明らかになっています」

とエプスタイン博士も警鐘を鳴らしています。

さらに、研究によれば、眠気がピークに達すると、人は自分がどれだけ眠いのかも認識できなくなるそうです。

そうなると、たとえば車の運転や仕事など、十分体調が整っていることが必要とされる状況で、深刻な事態を招いてしまうのではないでしょうか。

エジソンやナポレオンのようになりたい人でも、あまり無理して睡眠時間を削ってはかえって悪い結果を招くことになりそうです。

 

■10:居眠りするのは怠け者の証拠

漫画のダメキャラ主人公が居眠りをして教師や上司から「こらー!」と怒られるシーンってよくありますよね。

こうしたシーンに象徴されるように、“居眠り=怠け、たるみ”というイメージが非常に強いです。

しかし、居眠りは人格に問題があるわけではなく、寝不足の問題だとエプスタイン博士は主張します。

「居眠りは睡眠が足りていない証拠なので、家に帰ってゆっくり寝ることを考えるのも大事です」

もちろん会社で「すみません、寝不足なんで今日は早退させてください」なんて言ったら、それこそタダではすみそうにないですが……。「もう来なくていいから好きなだけ寝ていいよ」と言われるかもしれません。

ただ、仕事中にうっかり居眠りして怒られたときには、「あー自分はなんてダメ人間なんだ」などと自分をあまり責めずに「睡眠不足のサインなんだな」と冷静に受け止めるようにしましょう。

 

以上、3回にわたって睡眠に関する迷信を合計10個お届けしましたがいかがでしたか? この機会に、正しい知識を身につけて、より充実した睡眠ライフを送ってくださいね!

 

【睡眠に関する迷信】

誤解したままは超危険!睡眠に関するありえない迷信10個【1/3】

誤解したままは超危険!睡眠に関するありえない迷信10個【2/3】

誤解したままは超危険!睡眠に関するありえない迷信10個【3/3】

 

【参考】

Do You Believe These 10 Sleep Myths? – Psych Central

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