地味な服装の方が「友達になりたい」と思われやすい理由

Menjoy / 2012年3月12日 21時0分

3月も残りわずか。入学式に入社式、クラス替えに人事異動と、新しい人間関係を築く季節が近づいてきました。

新しく出会う人と友人関係を形成するということは、お互いに仲良くなりたいと思う相手を選択し、関係を構築していくことを意味しています。

しかしながら、初めて出会う人は、その人が一体どんな性格なのか、どういう人物なのか、よくわからないことがほとんどです。

そのため、私たちは第一印象をはじめとして、さまざまな外見の手がかりをもとに、その人の性格や価値観などを読み取り、関係を構築していきます。

そこで、外見の手がかりである服装に注目し、一体どんな服装をしていると友人関係を構築しやすいか、つまり仲良くなりやすいかについて考えてみたいと思います。

 

■友達になりたい服装

関西大学大学院の高木麻未らは、友人との付き合い方と服装との関係について調査を行いました。

調査の内容は、“あらたな友人関係を形成しようとするときに、相手がどのような服装であると友人関係を形成しやすいと思うか”、“先の問いであげたような服装であると、友人関係を形成しやすいと感じた理由はなにか”、についててです。

新しく友人関係を形成するときに、どのような服装が好まれるかを探索的に調査した結果、男女共通して派手すぎない服装が最も好まれ、次いでカジュアルな服装、落ち着いた服装が好まれました。

つまり、あまり派手ではない落ち着いた服装が友人関係を形成しやすいとわかりました。

また、清潔感のある服装も大事だということがわかりました。なぜ、あまり派手ではない落ち着いた服装が友人関係を形成しやすいのでしょうか。

その理由について、楽しく遊べそうだから、おとなしそうだからといった回答がみられました。

つまり、服装から、相手の内面や友人関係になったあとのことを予測していることがわかりました。反対に、個性的な奇抜な服装は、近寄りがたいと避けられることもわかりました。

 

■友人の付き合い方と服装への関心

友人との付き合い方には、周囲とあわせる同調、だれとでも仲良くしようとする全方位、自分の意見を主張する自己主張の3つがあります。

また、服装への関心は、個性を高めるものとして、同調を図るものとして、対人的外観を整えるものとしての3つがあります。

高木らは、友人との付き合い方と服装への関心の関連についても調べました。

周囲の友人とあわせたい考える同調的な友人の付き合い方をする人は、友人と服装をあわせる傾向があり、同調を図るものとして、また対人的外観を整えるものとして服装への関心が高いことがわかりました。

だれとでも仲良くしたいという全方位的な友人の付き合い方をする人も、友人と服装をあわせる傾向があり、同調を図るものとして服装への関心が高いことがわかりました。

相手と意見が違っても自分の意見を主張する自己主張的な友人の付き合い方をする人は、自分の個性を主張するような個性を高めるものとして服装への関心が高いことがわかりました。

 

いかがでしたか?

“人を外見で判断してはいけません”とよくいいますが、裏を返せばそれだけ人を見た目で判断している証拠。

見た目のひとつである服装は、実際にどんな友人関係するかということと関係していることから、友人関係を形成するときの判断材料として、有効ともいえます。

私たちは、人を見た目で判断していると同時に、ひとからも判断されています。毎日の服装を、もう少し見直すことが必要ですね。

 

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【参考】

※ 高木麻未ら(2009)『友人とのつきあい方と被服行動の関連―被服が友人関係形成に及ぼす影響の探索的検討―』 日本社会心理学会2009年度第50回大会

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