妻が妊娠しても男は「父親になった」と実感しないと判明

Menjoy / 2012年4月8日 18時0分

夫人が妊娠中に浮気をして大騒動になった世界的セレブとしては、マンチェスター・ユナイテッド所属のサッカー選手、ウェイン・ルーニーが記憶に新しいところです。

チームにもスポンサーにも甚大な損害をもたらした彼を教訓として、妊娠中の浮気が倫理的にも社会的にもどれほど厳しく非難されるかを、男性は深く胸に刻まなければなりません。

「うちの旦那は大丈夫」と油断しているそこのあなた! 試しに“妊娠中・浮気”のキーワードで検索してみてください。きっと、いろいろと大変になっているのがわかりますよ。

そこで今回は、大分県立看護科学大学の田中美樹氏らが3歳未満の子どもをもつ父親を対象にして行った驚きの調査結果を参考に、“妊娠中の浮気を防ぐヒント”をお伝えします。

 

■“父親になった”と実感するのはむしろ“出産後”

対象者70人の平均年齢は32.8歳で、年齢層は21~41歳でした。職業は会社員が51人、自営業が9人、その他は公務員や医療関係者です。アンケートはいくつかの選択肢から対象者に選択してもらう形式で、そのときの感想は自由に記入してよいことになっています。

まず、「父親であると感じているか」との質問には、42人が「強く思う」、26人が「思う」と答え、“父親の自覚”がある父親は全体の97.1%という結果になりました。

父親であることを自覚したエピソードのうち、最も多かったのは“子どもを初めて見たとき”で32.9%、続いては“初めて抱っこをしたとき”の30.0%です。具体的な感想には、

「子どもが生まれたとき、感動とともに父になった喜びを強く感じた」

「体重の重さとは違う人の重たさを感じた」

などがありました。

一方、“妊娠がわかったとき”を選んだのは全体の5.7%で、人数は4人という結果になりました。これらのことから、父親は“目で見て”、あるいは“手で触れて”、はじめて自分が父親になったと実感するとわかります。

つまり、男性が“妻の妊娠中に浮気をするなんて父親の自覚がない”のではなく、男性は“父親の自覚がないから妻の妊娠中に浮気をする”と言えるのです。

 

■重要なのは父と子の“早期接触”

ここで紹介したいのが、“おなかに初めて触れて胎動を感じたとき”に「父親になった」と実感した人の例です。この男性は、

「お腹に触れて胎動を感じたときは泣きそうになった」

と語っています。注目すべきは、男性が“触れて”感じれば、それが子どもを出産する前でも、父親としての自覚、すなわち父性を獲得できることです。

母親は自らの体験をとおして胎児の成長を実感し、妊娠中から母性を育むことができます。しかし、男性は視覚・聴覚・触覚などの五感で子どもを認識して初めて、父性が芽生えます。

父性は“夫婦関係”や“家族のありかた”、そして父親本人の精神的な発達によい影響を与えることがわかっています。したがって、父性を獲得した男性は浮気をしにくくなると考えられるのです。

旦那さんの素行が気になるときは、そっと彼の手を握り締め、大きくなったお腹に当てることで、幸福な家庭が守られることでしょう。

 

いかがでしたか? ここまで、妊娠中の浮気を“父親としての自覚”によって防ぐ方法について考えてみました。

もちろん、そのような男性の“出来心”は、妻とのコミュニケーションによって解消するのが前提です。しかし、妊娠中の女性にはたくさんの苦労がつきもので、旦那さんに構う余裕がないこともありえます。

そんなときは、この記事を参考に、ふたりで新しい命に“触れて”感じることをおすすめします。

 

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本当に悪いのは夫?それとも妻?夫婦愛が冷める原因8つ【前編】

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【参考】

※ 田中美樹ら(2012)『「父親になった」という父性の自覚に関する研究』 母性衛生・第52巻4号

※ 日隈ふみ子ら(1999)『親としての発達に関する研究―1歳半児をもつ父親の育児家事行動の観点から―』日本助産学会誌・第12巻2号

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