かっこいいけど超痛い!残念なイケメン「漫画キャラ」10人【後編】

Menjoy / 2012年10月25日 23時0分

イケメンでありさえすれば、人生勝ち組だと思いますか? いいえ、そんなことはありません。

前回の記事では、アニメや漫画のレビューブログ『たまごまごごはん』の管理人たまごまごさんに、イケメンなのに痛々しいまでに残念なキャラクター5人をピックアップしていただきました。今回は、微笑ましくも残念なイケメン5人です。

 

■6:『ばらかもん』の半田青舟(ヨシノサツキ/スクウェア・エニックス)

「23歳の書道家。極めてまじめなエリートですが、自分の作品をけなされて逆上したことから田舎送りに。その田舎で子供たちや島民とすごすハートフルなコメディです。

先生と呼ばれる彼の成長を描いた物語ですが、なんせ彼は色々とプライドの高さ、エリート意識の高さが邪魔をして色々うまくいかない。料理が恐ろしく下手だったり、サボテンも枯らすほどの育成下手だったりと弱点も多々。時に子供と張り合うことも。島の子供に対して気負わず、残念さを表に出すことで、成長していく物語でもあります」

都会育ちのおぼっちゃん先生が、田舎のペースに振り回されるさまは滑稽でもあり、微笑ましくもあります。

人間は完全無欠であるよりも、少しくらい欠点があったほうが魅力的。島民との触れ合いを通じて、随分と成長した先生ですが、大人げのない残念さはいつまでも失ってほしくないものです。

 

■7:『ブラッドラッド』のブラッド・チャーリー・スタズ(小玉有起/角川書店)

「アニメ化も決まった、モンスター達が跋扈する作品。その中でも最大級の魔力を持つ吸血鬼の青年が彼。不良少年っぷりがグッと来るイケメン少年です。

彼が人間の少女柳冬実に興味をもつことで物語は始まります。スタズの一番の趣味は日本のアニメやマンガなどを集めることで、オタク趣味の収集に余念がありません。しまいには冬実のこともコレクションの一部、レア物と言い出すほど。強さの使い道も、向かう方向もズレた残念イケメンです」

吸血鬼の美少年というのは、ミステリアスでドキッとする設定ですが、日本のオタク文化に目がないとは……。ヒロイン冬実に対する思いも、恋愛感情なのか単なる収集癖なのか微妙ですね。でも、彼女のために一生懸命なのはたしかなよう。

 

■8:『それでも町は廻っている』の真田広章(石黒正数/少年画報社)

「主人公の天然ボケヒロイン歩鳥の幼馴染で、彼女にどっぷり惚れている少年。彼は見た目も悪くなく、実際歩鳥の友人タッツンの恋愛対象になっているのですが、いかんせん彼が歩鳥にぞっこんすぎるため全然気がついていません。

恋は盲目とはよく言ったもので、彼が考える歩鳥はかなり美化。彼女のことを考えるだけで真田くん、グダグダに腰抜けてしまいます。

そこまで好きなのに何も出来ないあたりがまた残念。ただ、好きな子が来るからエロ本を隠す、みたいな残念っぷりは、高校生時代を思い出させ、なんだか懐かしい気分になります」

いまどきの高校生ながら、間接キス程度のことで一喜一憂してしまうほどの純情オクテ少年。ヒロインの歩鳥も天然ボケだけに、ふたりの関係に進展が全く期待できません。

名前の由来となった某俳優さんには女絡みのスキャンダルもありましたが、こっちの真田くんにはどうか純愛を貫いてほしいものです。

 

■9:『シスプラス』のお兄ちゃん(勇人/スクウェア・エニックス)

「3人の妹の名前はわかるのに、お兄ちゃんは名前がわからないという変な作品。すさまじい腕前を持ったパティシエで、人情に厚く、行動的で一見頼りになるイケメン青年。モテます。

ところが彼は狂気的なレベルのシスコン。3人の妹のためならどこへでも乗り込んで暴れるので警戒される迷惑な人。こと、妹の日記や下着を性的な意味ではなくシスコンとしてチェックするもんだから、妹からも拒絶される有様。憎めないけど勘弁してもらいたいキャラです」

岡田あーみんさんの『お父さんは心配症』のお父さんを彷彿とさせるシスコンぶりです。「優しくてイケメンのお兄さんがいればなぁ……」という憧れを抱いたことのある女性は多いと思いますが、こういうタイプのお兄ちゃんはいかが?

 

■10:『みそララ』の梶浦修平(宮原るり/芳文社)

「マース企画というデザイン会社での、女性たち職員のリアルな奮闘を描いた4コマ作品。その中に出てくる彼は非常に人当たりがよい営業担当。

営業という仕事柄、笑顔と接客態度は完璧なプロフェッショナルのイケメン青年ですが、実際のところは社内の女性達にばっさり無神経な発言をしつづけ恨みを買う、非常に残念な人。

本当はその残念な発言も、彼女らの仕事への姿勢を考えのことである場合も多く、根は悪い人ではありません。しかしヒロインである美苑といい関係になりそうなのに、ことごとくフラグを折るあたりはやっぱり残念な人です」

リアルでもたまにいますよね。イケメンかつ有能でもあるんだけれど、やたら口の悪い男性って……。基本的に恋愛要素の薄い作品ではありますが、今後も彼がヒロイン美苑とのフラグをへし折り続けるのかどうか楽しみなところではあります。

 

以上2回にわたって、イケメンなのに残念なキャラクター10人を紹介しました。やっぱり男は顔じゃありませんね! あなたはこの10人のなかから敢えて付き合うとしたらどの殿方を選びますか?

 

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【取材協力】

※ たまごまご・・・アニメ・漫画のレビューブログ『たまごまごごはん』の管理人。時事ニュースやビジネス書、アニメ・漫画ネタまで、幅広く執筆しているフリーライター。著書に『仕事のマナー「気がきかない」なんて言われるのは大問題ですっ!』(総合科学出版)『ライトノベルでわかる確率』(総合科学出版)などがある。

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