アラサー男性が超危険!? 本当は恐ろしい風疹【後編】

Menjoy / 2013年5月17日 10時24分

 

2回にわたって、“じつはとても恐ろしい”風疹の危険についてご紹介しています。前回の記事では、現在、過去最悪のペースで流行している風疹について、その流行の特徴とともに、もっとも危険な存在が、予防接種の谷間の世代である31歳以降の男性であることをお伝えしました。

今回は【後編】として、風疹の対処法をまとめます。

 

 ■4. じつは治療法がない

現在、風疹に感染すると、有効な治療法はありません。対症療法で治癒を待つだけ。だからこそ、感染しない対策、つまり予防的なワクチン接種が不可欠なのです。

風疹ワクチンはおよそ4,000~8,000円前後ですが、厚生労働省の発表によれば、これは十分な量を確保できていません。麻疹との混合ワクチンは7,000~12,000円前後です。

正直、かなり高額です。行政による補助が必要かと思いますが、そこまで手が回らないのが現状で、医療関係者も歯がゆい思いをしています。

 

■5. “かかったことがある”は意外と危険!

 一度風疹にかかれば、免疫を獲得し、基本的にその後は風疹になりません。ただ、子どものころ風疹にかかった記憶があっても、自分や親が“はしか”や“りんご病”と勘違いしていることも。

かかったことがあっても、免疫がからだを守る武器になる抗体が、十分に作られていないこともあります。男女問わず、不安があれば、ぜひ医療機関で抗体検査を受けてください。

昨年の報告によると、風疹は首都圏や近畿地方での発生が多く、患者の7割以上は男性で、うち20代~40代が8割を占めました。感染すれば仕事を数日間休むことになるので、自分のためとも言えます。

身の回りの男性とも、この機会に、風疹について話す機会をもうけてみてはいかがでしょうか。

 

■6. “大人でも小児科”がキーワード

医療機関にワクチンの在庫がない場合もあり、電話での予約が必要です。小児科だと、子どもの定期接種のためにワクチンを用意しており、その日に受診できることが。“大人も小児科”と覚えておくと便利です。

もちろん、接種は必ず、医師と相談のうえで受けてください。当然ですが、妊娠の可能性がある、すでに妊娠中の女性は接種できません。また、ワクチン接種から2カ月間は避妊が必要です。

 

いかがでしたか? 現在、ちょうど子どもを作ろうとする世代が予防接種を受けていないことで、かつてないほどの勢いで風疹が流行しています。妊娠している、または妊娠を予定している女性で、とくにパートナーの彼が20~40歳代というう人は、きちんと話をしておきましょうね!

 

【女性と病気の予防対策】

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【参考】

※ 風疹について – 厚生労働省ホームページ

※ 風疹とは- 国立感染症研究所ホームページ

※ 先天性風疹症候群 – 国立感染症研究所ホームページ

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