K-1の今後はどうなる? 身勝手すぎる谷川氏の決別宣言に非難轟々

メンズサイゾー / 2012年4月7日 12時0分

写真

 昨年まで格闘技「K-1」を主催してきたFEGの代表取締役・谷川貞治氏(50)が、同社公式サイトで声明を発表した。谷川氏は、ファイトマネーの未払いや多額の負債を認めた上で謝罪し、K-1のアマチュア部門は創始者の石井和義館長が引き継ぎ、ワールドGPとワールドMAXは新組織「K-1グローバル・ホールディングス」が主催運営すると説明。さらに、自身はK-1のイベントプロデューサーを辞し、新たな格闘技イベントを立ちあげると発表した。

 存続すら危ぶまれていたK-1のゴタゴタにひとつの区切りがついた形だが、この声明に対して関係者やファンから強い非難が浴びせられている。

 谷川氏は声明の中で、石井館長が脱税で逮捕・収監されたことでK-1が運営危機に陥ってから盛り返すまでを振り返って「FEGを作り、私がプロデューサーに立つことでなんとか乗り切ることができました」「皆さんも理解しているかと思いますが、K-1は毎回会場に人が集まり、テレビの視聴率もそこそこ良く、スポンサーにもたくさんついていただき、赤字など出したことはありません」と自画自賛。

 その一方で「ネット等で噂されているK-1の(ファイトマネー等の)未払い問題で、皆さんに迷惑をかけているのは事実です」としている。赤字を出したことがないのに選手や関係者にギャラを支払えなくなったというのは、どういう理屈なのか。一部スポーツ紙では、ファイトマネーの未払い額だけで合計約8億円にのぼっていると報じられており、人気ファイター・桜庭和志は2年以上もギャラを貰っていないという。ファイトマネーは払って当たり前の経費なのだから、これは立派な赤字ではないのだろうか。

 さらに、谷川氏はネット等で未払い問題に言及している関係者を「そのことを発言している人のほとんどは関係のない部外者だったり、未払いのない人だったりします」と斬り捨て、「そのことを口にせず、耐えて試合に出てくれたり、手伝ってくれている業者がどれほどいたことか。(中略)苦しい時こそ、人って本当の姿が見えるんですよね」と、まるでギャラ支払いを求めた関係者が情け知らずとでも言いたげな記述をしている。

 谷川氏は新K-1の誕生の経緯についても言及。それによると、K-1の未払い問題や負債を解決するために新しいオーナー探しに奔走し、韓国の投資家・金健一(キム・ゴニル)氏らに接触したが、「うまく解決できなかった」という。その後、K-1の商標が石井館長や担保として商標を押さえていた企業から、不動産・株式投資会社「EMCOMホールディングス」に移った。香港に設立された「K-1グローバル・ホールディングス」がEMCOM社の子会社となり、新K-1を主催することになったというが、このEMCOM社の元社長で大株主なのが前述の金氏だった。K-1グローバル社の社長に就任した金氏は、新K-1のオーナーとなる。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
メンズサイゾー

トピックスRSS

ランキング