ネットに嫌われるフジテレビ、ボーカロイド歌謡祭で巻き返し狙う!?

メンズサイゾー / 2013年4月3日 17時30分

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 地上波初のボーカロイドに特化した音楽番組『ボーカロイド歌謡祭 2013(春)~初音ミクから生まれた新たな音楽の世界~』が、4月6日深夜26時10分からフジテレビで放送される。制作には「ニコニコ動画」の運営などで知られるドワンゴとニワンゴが協力し、司会にはフジの仮想アナウンサー「杏梨ルネ」が登場。ボーカロイドの代名詞となったバーチャルシンガー「初音ミク」を中心に、現在のボーカロイドシーンを紹介しながら、ボーカロイドによるライブも放送する1時間番組となっている。

 番組を知ったネットユーザーからは「楽しみ過ぎる!」「絶対に録画する」「ボカロの地上波番組ができるとか胸熱」などといった声が上がっている。その一方で「フジテレビがネットにすがってきたか」「今さら感があり過ぎ」「ネットで見れるものをテレビで視聴する意味が分からん」といった冷めた意見も数多くあり、ネットユーザーから歓迎されているとは言い難い状況だ。また、フジが韓流を異常なまでにゴリ押ししていたことを引き合いに出して「ミクにK-POPを歌わせる気じゃ…」「フジに関わったらミクの人気も落ちそう」といった心配の声まで上がっている。

 フジは先月末、芸能人たちがネット上で人気の心理サバイバルゲーム『人狼』をプレイする番組も放送している。かつて、ホリエモンこと堀江貴文氏が「ネットとテレビの融合」を掲げてフジの放送事業への参入を画策した際には、ホリエモンの言い分を突っぱねたフジであるが、ここにきてネットへの擦り寄りとも思える態度を示すようになってきた。この裏には、フジの凋落ぶりが関係しているようだ。

「かつては視聴率3冠王の常連として“メディアの王者”と呼ばれてきたフジですが、一昨年に日本テレビに視聴率3冠王を奪われ2位に転落し、昨年はテレビ朝日にも抜かれ3位。今年に入ってからは、TBSにも抜かれて民放4位にまで落ちたことがあった。バラエティーをやってもドラマをやってもダメという悲惨な状態。予算の削減も進んでおり、制作側は『低予算で出来る面白い企画はないのか』と血眼になっている。その中で発展著しいネットコンテンツに白羽の矢が立ち、実験的に深夜帯で番組化することになったようです」(テレビ局関係者)

 ひな壇にタレントを並べた似たような番組ばかりが横行する中で、ボーカロイドをはじめとしたネット系コンテンツはテレビ的には目新しさがあり、ネットで既に人気を獲得しているという実績もある。タレントを使うよりも予算が節約できる面もあり、フジは自社企画よりも期待できると考えているのかもしれない。

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