お金がかかる遊びに興じる“馬主”芸能人たち 夢を追い求めるのは芸能人の宿命?

メンズサイゾー / 2013年9月2日 10時0分

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 中央競馬は1年を通して毎週末行われるが、GIレースと呼ばれる大きな競争は春(4月~6月)と秋(10月~12月)に集まっている。そんな今年の上半期のGIレースにおいて、ちょっとしたニュースになったのは、元メジャーリーガーの大魔神こと佐々木主浩氏がヴィルシーナ号でヴィクトリアマイルCを制したことだ。

 金持ちの象徴として扱われ、競馬に興味ない人間ですら“お金がかかる遊び”として知られている競走馬のオーナーという肩書き。実際、個人馬主になるには(今年少し緩和されたとはいえ)2年連続で年間所得額が1700万以上で資産が7500万円以上ないと資格が与えられず、一般人にとってはスタートラインにすら立たせてもらえないハードルの高いものだ。

「技術の発達した現代の競馬は昔よりマネーゲームの要素が強くなりましたから、資格が取れても正直それだけの蓄えだと破産するのは目に見えています。レースに勝つためには海外からサプリメントを空輸して買い与えたり、体調管理のために自分の馬専用のイオン発生器や、高音質のスピーカーを配置するなど、正直お金を掛けた馬しかレースに勝てなくなっていると言っても過言ではありません。ですので、いくら元メジャーリーガーと言っても、佐々木が個人の資金力でGIレースを制したのは、この時代に本当に快挙だと言えると思います」(某スポーツ新聞記者)

 それでは少し過去にさかのぼって、芸能人だと誰がGIホースのオーナーになっているのだろうか(一口馬主は省く)。最近だと、07年にコイウタ号でGI馬のオーナーになった演歌歌手の前川清氏。ちなみに自分の持ち歌である恋唄から他人に勧められてこの馬名にしたのだが、「儚いだけの恋唄」という歌詞がネガティブだから、本人はノリ気じゃなかったそうだ。それでも勝ってしまうのだから強運の持ち主ということか…。そして、その前になるとなんと55年も遡らなくてはいけない。1952年の女優・高峰三枝子氏所有のスウヰイスーがGIを3勝している。と、長い歴史の中で芸能人はたった2人しか、その栄冠に輝いていないのである。

 そんな儲からない馬主稼業。しかし夢を追い求める芸能人の宿命なのか、馬主取得をとった人は決して少なくはない。有名どころでいうと、『キタサン』という冠名で30年近く多くの競走馬を所有している演歌の大御所・北島三郎氏(名義は個人事務所である大野商事)、JRAのCMにも出演し、桜花賞2着と惜しい所までいった俳優・小林薫氏、ノミ賭博で書類送検されるも表舞台の馬主に復帰(?)志村けん氏、そのほかにも陣内孝則氏、和田アキ子氏、萩本欽一氏、やしきたかじん氏、大橋巨泉氏と『ザ・芸能界』と呼べる大御所の名前がズラリと名を揃えている。

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