「幼女の3Dモデル」で児童性愛者をだまし討ち!? スウィーティ嬢は途上国の女児を救えるのか…

メンズサイゾー / 2013年11月10日 11時0分

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 近年におけるコンピュータ・グラフィクス(CG)の進歩はめざましい。映画やドラマ、アニメなどの映像作品では、もはやCGを一切使用しないもののほうが珍しくなりつつある。

 CG自体の歴史はそう短くない。CGを駆使し、絶滅した恐竜たちをリアルに再現して大きな話題となった映画『ジュラシック・パーク』(ユニバーサル)が公開されたのは、今からちょうど20年前の1993年だ。また、フルCGで製作された映画には1995年の『トイ・ストーリー』(ウォルト・ディズニー・スタジオ)や2001年の『ファイナルファンタジー』(ギャガ)などがある。『ファイナルファンタジー』といえば大コケ映画としても知られているが、その不評の理由のひとつには、当時の技術で作られたCGが、実際の人間の姿に近づいたために現実との些細な違いがむしろ気味悪く感じられる、いわゆる「不気味の谷」現象があったとも言われている。

 この「不気味の谷」は、「現実との些細な違い」さえも感じさせないほどのCG技術をもってすれば克服することが可能だと考えられており、進歩した現在のCG技術の粋を尽くせば、“実写そのもの”といえるようなCG映像を製作することができるのかもしれない。

 CGが実写に近づいていることを受けてか、今年5月に衆議院に提出された児童ポルノ規制法案では、児童を写実的に描いたポルノCGへの規制案も盛り込まれた。そんな「児童を写実的に描いた」CGが、児童買春に反対する市民団体によって、児童性愛者の特定に利用されていることが報じられ、話題となっている。

 国際児童保護NGOテルデゾム(Terre des Hommes)のオランダ支部が製作した、「Stop Webcam Child Sex Tourism」と題した約8分の映像によると、操作者の体の動きを再現できる、少女のリアルなCGモデルを開発。アムステルダムのテルデゾム事務所にいる男性がそのモデルを操作しつつ、オンラインのビデオチャットで、彼女に対して性的な行為を見せるよう迫った男性の個人情報を記録していたという。

 この、完全に“架空の”少女の名前はスウィーティ(Sweetie)で、フィリピンに暮らす10歳の少女という設定。ビデオチャットでの“見せ合い”には、主に男性側よりかなりの需要があるとされ、テルデゾムによると、実際にフィリピンなどの途上国では、このような一種の「家内制ポルノ」のために、スウィーティくらいの年頃の少女が利用されているとのことだ。

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