小保方さんバッシング吹き荒れる「STAP細胞」問題、騒動の背景に“男の嫉妬”

メンズサイゾー / 2014年3月17日 19時25分

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 論文に捏造疑惑が浮上し、実在そのものが疑問視されている万能細胞「STAP細胞」問題。疑惑の渦中にある研究ユニットリーダーの小保方晴子さん(30)は精神的に不安定になり、14日に開かれた理化学研究所の釈明会見に出席できず、研究はおろか聞き取り調査(ヒアリング)すらまともにできない状況。現在は事実上の謹慎状態で、一部メディアでは「万が一、自傷行為などが起こらないように関係者が監視している」とまで伝えられている。

 業界の寵児となった「リケジョ」が、疑惑の底なし沼にハマってしまった。

 今年1月末、小保方さんらのチームが、マウスの血液中の細胞を弱酸性の液に漬けると、どんな細胞にもなれるSTAP細胞に変化すると科学誌「ネイチャー」に発表。世紀の発見にメディアは大騒ぎし、可愛いもの好きで割ぽう着姿で研究作業する小保方さんのキャラクターも大いに注目を集めた。ところが、程なくしてネット上の指摘などにより、論文に不自然な画像や記述があることが分かった。

 特に問題となったのは、様々な細胞に変化できるSTAP細胞の「万能性」を示す根拠になった論文中の画像が、小保方さんが3年前に書いた別テーマの博士論文のものと同じだったこと。さらに、実験の画像を不自然に加工していたことも分かり、実験手法を説明した記述も他の論文からのコピペ(コピー&ペースト=切り貼り)だったと認められた。また、小保方さんしか細胞を作り出すことに成功しておらず、論文発表後に誰も再現できていないため、実在すら疑われる状況になっている。

 捏造疑惑を発端に小保方さんの過去にも検証のメスが入った。3年前に早稲田大学に提出した博士論文に“コピペ疑惑”が浮上し、約100ページのうち冒頭の約20ページが米研究所のサイトに掲載された文章と酷似していることが判明。博士論文で使われた実験結果を示す画像も、バイオ系企業のサイトに掲載された画像をコピーしたものだと指摘された。

 論文のコピペ疑惑について小保方さんは「やってはいけないとの認識がなかった」と謝罪した。この事態を受けて、小保方さんをはじめとする研究チームの大半がSTAP細胞の論文の取り下げに同意。博士論文に関しても、小保方さんは早稲田大学の教員に取り下げの意向を伝えており、博士号が消滅する可能性まで出てきた。

 当初は「リケジョの星」と持ちあげていたメディアだが、状況が変わると“手のひら返し”で一斉にバッシングを開始し、小保方さんが集中砲火を浴びている。身から出たサビともいえるが、これに反旗を翻してジェンダーの観点から小保方さん支持を表明する著名人も現れた。

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