地下格闘技にゲテモノまで…“一流ロケ芸人”オードリー春日の秘密

メンズサイゾー / 2014年4月9日 16時45分

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 2008年の『M-1グランプリ』で2位に輝き、その後順調に売れっ子路線を歩んでいるオードリー。活躍当初は、その個性的なキャラで、オードリーといえばピンクのベスト=春日俊彰(35)と認識されていたころもあったが、今バラエティ番組を駆けずり回っているのは、当時“じゃないほう”と呼ばれていた若林正恭(35)。一見地味だが、ひねくれたセンスのある笑いで、メイン番組を持ち、特番のMCをこなすほどの実力者になった。

 テレビでの露出だけを考えれば、毎日のように見かける若林に比べ、春日は少し寂しい印象がある。しかし、それもそのはず。今や春日といえば、日本全国から世界各地まで飛び回る一流のロケ芸人に成長している。たとえば、8日深夜に放送された『設楽矢作のワロスタシー』(TBS系)でも、ホスト体験というありきたりな体験取材に加えて、ホストたちが出場する地下格闘技に参加するなど、体を張った姿を見せていた。

「やはり春日さんといえば、真面目で、不平不満を言わずに何でもやってくれるというのがスタッフサイドとしてもありがたいですよね。それに、体が丈夫で多少のケガをしても何一つ文句を言わないのが本当に助かります。今はコンプライアンスだとか自主規制の問題がうるさい時代ですからね。タレントが少しでも危険な目に遭いそうになると事務所がいろいろ言ってきますから。それに比べて春日さんは、どんな企画を持っていっても“うむ”と言って承諾してくれます。今の芸能界では本当に貴重なタレントさんですよ」(バラエティ放送作家)

 確かに真面目で何でもこなすという春日の印象はテレビを見ていても伝わってくる。海外ロケに行けば、現地のゲテモノも、芸人として嫌がる素振りを見せながらきちんと食べるし、蜂の巣を裸でもぎ取るといった危険なシーンにも果敢に挑戦する。アフリカの部族の取材に行けば、嫁取りの儀式に参加して、敵対する部族と本気で戦い、水上生活を営む太平洋の島に行けば、現地の子供たちと触れ合って満面の笑みを浮かべる。いつでもどこでも、相手が誰であろうと真摯に向き合う春日の姿は、見ていて爽快な気分になるものだ。

 さらにいえば、前出の放送作家が指摘していたように、がっちりとした体格の春日はいかにも体が丈夫そうで、ちょっとやそっとのことではケガなどしそうにない。そんな安心感が視聴者にも伝わり、壮絶な地下格闘技や熾烈な部族との争いを繰り広げても、面白く見られるのだろう。あれがひ弱な体格の芸人であれば、単に不快なイジメのような印象しか残らないに違いない。

「とにかく何でもやりますからね。あれだけ自分の住んでいる部屋をスタジオのように使われているタレントも珍しいですよ。何せ春日さんの隣の部屋は機材置き場やほかのタレントさんの控え室用にテレビ局が借りているほどですからね」(前出)

 スタジオで活躍する若林と違ってロケに徹する春日。一方が売れて、その相方は伸び悩むのはお笑いコンビによくある構図だが、これだけ役割をはっきりさせていながら両方売れているコンビも珍しい。しかし、それぞれ自分に合った道を見つけたオードリーの今後は明るいといえるだろう。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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