陰部を放送された女性、巨大メディア企業を約10億円で告訴

メンズサイゾー / 2014年8月23日 17時0分

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 参加者が全裸でデートをする前代未聞の恋愛リアリティー・ショー『Dating Naked(裸でデート)』が今年の7月にアメリカのケーブルテレビで放送開始されたことについては本サイト「メンズサイゾー」でも取り上げたが、開始から僅かひと月で、番組内で見えてはいけないものが、見えてしまった。

 同番組では、参加者がデートの時だけ、それも3回だけ、無人島のように外界から隔離された場所で全裸になる。下着も前貼り(裸のシーンの際に局部を覆うテープ)も一切ない、生まれたての姿で。そんな番組なのだから、「見えてはいけないもの」なんてないだろう、と思う人もいるかもしれないが、一応、公共の電波ならぬケーブルに乗るものなので、放送される際は男性の陰部、そして女性の胸部と陰部にはきちんとボカシが入っている。

 しかしながら、7月31日に放送された回は違った。よりによって、出演者の一人であるニューヨーク出身の28歳のモデル、ジェシー・ナイゼビッツの陰部が全開になる瞬間にだけ、なぜかボカシが入らなかったのだ。

 問題のシーンは、ジェシーがその日のデート相手と海で戯れている時のもの。互いの局部を濡れた砂で隠し合いながら、アメリカンフットボールを投げて遊んでいる時、二人で絡まりながら倒れ込んでしまった。そしてその瞬間、ジェシーのお尻が持ち上がり、陰部が画面に露になってしまったのだ。

 放送直後、ジェシーの陰部はインターネットを駆け巡り、TwitterやYouTubeなどを通して拡散され続け、彼女の元にはたくさんメールが届いた。その中には、「あなたのmoney shot(決定的瞬間)を見たわよ」という、女友達からの心ないメールもあったことをウェブメディア「ニューヨーク・ポスト」に語っている。

「祖母も(その回を)見たみたいなんです。今週会った時、何も言ってくれませんでした。たぶん怒っているんです。両親もこの状況に困っています」(同メディアよりジェシーのコメントを抜粋。以下のコメントも同様)

 そして、この放送を見たのは親戚・家族だけではなかった。彼女が1カ月間ほど付き合っている恋人も、自分の彼女の陰部が画面に晒されているのを目撃したようだ。

「彼はあの放送以来、私に連絡をくれません。真剣な付き合いになりそうでした。彼は定職に就いている30歳のユダヤ人。私にとって貴重な条件を満たしている人だったのに...」

 そもそも、彼氏がいながら出会いを求めるリアリティー・ショーに出演するのはいかがなものかと思うが、番組に裏切られ、大きな魚を逃した彼女の怒りは収まらない。そして彼女はその怒りを、同番組を放送するケーブルテレビチャンネル「VH1」の親会社である巨大メディア企業のバイアコム他2社の制作会社にぶつけた。彼らを、約10億円という巨額の損害賠償で訴えたのだ。

 訴えられた3社はまだ沈黙を守っているようだが、「大きな借りがあるわ」と息巻く彼女を支えるのは、凄腕と評判の高いマシュー・ブリット弁護士。裁判もリアリティー・ショー並みの見応えになりそうだ。
(文=ツジエダサト)

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